フリースクール未来学舎
未来学舎は、学校に通うことが難しく不登校となっている子どもや引きこもり状態にある子どもや若者を支援しています。そして子ども達の居場所としてフリースクールを運営しているのですが、その学舎が築約50年の一軒家。老朽化が進み、修繕しないといけない箇所だらけでした。
民間フリースクールは制度外の事業のため公的な資金の援助はなく、自費で賄わないといけないといった厳しい環境下です。
フリースクールを必要としている子どもたちが安心して過ごせる場所を守るために、少しの時間とお金が必要です。皆さんのお力をお貸しください!どうぞ宜しくお願いいたします。
ストーリー
「明日も行きたい!」 息子がとびっきりの笑顔で言った、“未来学舎”と“私”の出会い
こんにちは。大橋護です。
私とフリースクール未来学舎の"なかしー"との繋がりは、社会課題に取り組む仲間として、遅くまで語り合う親友です。そして学校に通うことが難しく不登校となっている子どもや引きこもり状態にある子どもや若者を支援している彼らの取り組みも応援しています。
学校へ行くことが楽しみで、家族や友達をいつも楽しませてくれる笑顔の絶えない次男が、ある朝、学校へ行けなくなりました。いつものように服を着替え、朝ご飯をすませ、忘れ物がないか確認し、学校へと出掛けたのに、家を出たところで立ち止まって泣いていました。
涙をこぼしながら「がっこうへ...、行きたく、ない...」
その日から次男は学校へ行けなくなり、家で過ごす日々が続きました。
息子が学校へ行けなくなったことをなかしーに相談すると、「明日、未来学舎に連れて来ていいよ。」と答えてくれて、「フリースクール? 知らないところに行きたくない」と言っていた次男も、未来学舎の子ども達やスタッフさんに温かく迎えてくれて、マイクラやポケモンの話ですぐに意気投合!見学だけで終わるはずだったのに、その日の夕方まで近くの公園でみんなで汗をかきながら遊びました。
「明日も未来学舎に行きたい!」ととびっきりの笑顔で言ってくれたのを覚えています。
“学校”という概念ではない、 子どもの背中を押してくれる場所
3週間ほど未来学舎で過ごし、笑顔を取り戻した次男。家に帰ってくると、その日過ごしたことを話してくれます。
午前中は学校の勉強や公文をしたり、わからないところは先生に聞いて教えてもらったり、あと自分がハマっている貯金箱作りをして過ごす。お昼になると、地域の農家さんから分けていただいた野菜やフードバンクからいただいた食料を使って、みんなで昼食を作り、片付けや皿洗いなども最後まで役割分担しながらやるらしいです。その影響か家のお手伝いも積極的に動くようになりました。また午後は対話する時間として、みんなで1日、1週間どうやって過ごすか話し合い、◯日は公園へ遊びに行く。◯日はお世話になっているおじいちゃんやおばあちゃんに会いにいったり、1ヶ月後にあるイベントをどうやって盛り上げるか企画したりと、ここにいる仲間と対話し自分達の発想で決めて行動するというプロセスがきちんと成り立っている。それをスタッフさんができるようにサポートしている。
未来学舎では、私たちの時代の”学校”という概念ではなく、教わったことがないようなことや体験できないことをここでは学ぶことができ、子どもが関心あること、やりたいことに対して背中を押してくれる。そういった日々を過ごしたおかげで、次男の心をリセットしてくれました。
困っている人たちを支えていく優しい社会を目指して
息子と同じように、なんらかの理由で学校へ行くのが難しくなった子ども達がたくさんいます。
令和2年度の文部科学省の調査では、全国の小・中学校で196,127人。福岡県は9,565人の児童生徒が不登校の状態にあります。(小学校 100人に1人、中学校 24人に1人の割合)
不登校児童、小学校では「4年で2倍」に
グラフのように、小学低学年から不登校が増えているということがわかります。このことについてもっと詳しく知りたい方は、画像を拝借した NPO法人eboardの記事と文部科学省の調査をご覧ください。
NPO法人eboardの記事
令和2年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の 諸課題に関する調査」
なぜ今回、修繕費用のクラファンに賛同したかというと、
民間フリースクールは制度外の事業のため公的な資金の援助はなく、主にフリースクールに通っているご家庭から頂いている利用料で運営しています。
公立学校はほぼ100%、私立学校は約50%の税金による公的支援がありますが、フリースクールは0%です。保護者が税金を納めていても、フリースクールに通う子どもには支援がなく、学費負担となっています。文部科学省の調査によると、フリースクールの授業料の平均は月額33,000円だそうです。
[ 文部科学省小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査 ]
「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」
そういった制約のなか、建物の修繕は自費で賄わないといけない状況です。
学校へ行けなくなった理由はさまざまですが、受け入れる場所は少なく、子どもたちが安心して1日1日過ごせるように、どうか建物の修繕費をご支援ください。
最後に3つお願いがあります!
寄付してください!
少しの金額でも、みんなの力を集めれば大きな支援に繋がります。
ご家族や親しい友人にこのキャンペーンをお知らせください。
今回の寄付を通して、ひとりでも多く「フリースクール」「不登校」について、理解者が増えることを望んでいます。共感してくださる方はぜひSNSなどでシェアしてください!困っている人たちが居たら気づいてあげる。みんなで手を差し伸べて支えていく優しい社会を一緒につくっていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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