このキャンペーンは継続寄付になります。

このキャンペーンでは継続(毎月)での寄付を集めています。初回の寄付決済以降、毎月1日に自動的に初回に寄付いただいた金額と同額で決済が行われますので予めご了承ください。

子育て中の外国出身者の個性や潜在能力を活かそう!ともに豊かな地域をつくる取り組みを応援するマンスリーサポーターを30名募集します!

寄付先

NPO法人 Sharing Caring Culture

SCC

支援者数

36人

/ 30人

120%
100%
  • 支援総額

    29,161円

  • 支援者数

    36人

  • 残り

    終了

  • 開始日

    2022年9月29日

  • 終了日

    2022年11月6日

キャンペーンは終了しました

【残り3日】寄付者インタビュー「NPOの職員だった私が今回サポーターになった理由とは?」

2022/11/4 07:33

本日は、今回のキャンペーンでマンスリーサポーターとなっていただいた方に、Sharing Caring Cultureとの関わり方や、活動に期待すること、サポーターとなった理由についてなど、沢山お話を伺いました!代表の三坂も同席し、今回の経緯やこれまでの活動についても話しております!

Q、まずは自己紹介からお願いいたします!

私は、市民活動を支援するNPO法人で4年ほど職員として働いていました。現在は全く違う分野の会社で働いております。Sharing Caring Cultureさんの活動地域である都筑区に住んでいて子育て中です。

Q、Sharing Caring Culture(SCC)との出会いはどのような形だったのですか?

前職のNPO法人で、Sharing Caring Cultureさんにヒアリングをさせていただいたことが最初のきっかけです。そのときは、Sharing Caring Cultureさんが子育て支援拠点と共催で開催している子育てワークショップや災害時に想定される困りごとについてお話を伺いました。

Q、SCCのその後の関わりはどのようになって行ったのですか?

コロナ禍ということもあり、オンラインでお話を聞く(インタビュー)ことがメインだったのですが、私自身Sharing Caring Cultureさんの活動地域に住んでいて、一市民として区が制作している広報誌<Anchor>を見て、個人としても活動にとても関心がありました。子どもが小さいのですが、もう少し大きくなったらイベントに参加してみたいと思っていました。

※広報誌Anchor:

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<三坂>

都筑区の地域振興課が区内で活動しているNPO法人を取材した小冊子『Anchor』を定期的に発行しています。昨年、2021年に第1号の表紙に団体の写真を使いたいというお話があって取材していただきました。大体3団体ずつぐらいずつ掲載し、発行していらっしゃるようです。冊子は、区内全域、自治会などの回覧板でも共有され、私たち単独では届けられないところまでリーチできたおかげで、近所の人たちにも「三坂さん、出てたね!」と言われました。

Q、今回サポーターとなってくださった理由についてお伺いできますでしょうか?

元々私自身、外国の文化に興味があり、外国語を専攻していたこともあり、海外ルーツの方との接点を自分自身が持ちたかったということがまず最初の動機としてあります。これまで海外の方と接することで自分自身が救われたり、「こういう考え方もできるんだ」など新しい視点や考え方を知ることができた経験がありました。

そのようなわけで元々SCCさんの活動自体に個人としてすごく興味があって、自分自身も参加したいし子どもにも大きくなったら参加させたいと、なんとなく思っていました。

また、特に子どもが生まれてから、自分が住んでいる地域や社会に対して何かしたいという思いがあり、それが合わさるところがSCCでした。子どもがまだ小さいので、あまり運営側にガッツリ入ってお手伝いすることができないのですが、まず寄付というのが第一歩になるかなと思いました。

単発の寄付は過去に違う団体にもしたことがありますが、単発だと一回決済したらそれで団体との関係が切れてしまうこともあると思います。継続寄付の方がより団体のことを知るチャンスも得られるし、参加している感じも得られると思います。なので、最初にキャンペーンを拝見した時から興味はありました。ですが、その時すぐに行動しませんでした。

Q、最初に継続寄付への抵抗があったり、すぐにアクションを行わなかった理由を教えていただけますか?

やっぱり継続寄付っていうと、家計簿的には固定費がかかることになるので、一応パートナーに相談が必要だと思いました。そこで、キャンペーンの様子を見よう、ちょっと時間を置いて考えてみようと思いました。

そんなとき、たまたま前職とはまったく関係のない会社の関係者からSCCの話を聞いて勝手に縁を感じました。その方に「SCCさんのことを私もリスペクトしていて応援しているんですよ」という話をしたのですが、そのとき、「応援している」といっても具体的に何も行動していないな、と気付いて継続寄付をする決断をしました。

<三坂>

本当にありがたいなと思うことが重なっているなと今回思いました。居住地域と私たちの活動地域が同じで、寄付キャンペーンを始める前から都筑区の広報冊子を通して、団体の活動に関心を持ってもらっていたこと。また団体のこれからを考えるプロジェクトに身近な方が参画していたおかげで、私たちメンバー以外の方が直接私たちの活動の意義を伝えてくださって、今回後押しするような出来事になったということも。


やっぱりNPOの中間支援組織でお仕事されていたということも、このNPOの苦しさもよくわかってらっしゃって、そういう人たちが積極的に寄付への関心や動きを見せないと寄付経験のない初めての方に促すことは難しいので、最初の継続寄付者になっていただいたことは心強いです。

また、家計簿的なところを考えながらも寄付してくださったというのは重みを感じますし、だからこそより活動を盛り上げていかなければならないと身が引き締まる想いです。私たちは、寄付者は「支援者」ではなくて「仲間」の一人と思っているので、今年は毎年12月に実施している寄付月間Giving Decemberのイベントとして、寄付者への感謝の集いを開催して 直接感謝を伝え、今後の活動や事業について、みなさんと共有する時間を作っていきたいと考えています。

Q、SCCに期待していること、今回寄付した理由はどんなところにありますか?

私自身はこの地域に引っ越してきたのが4年ぐらい前で、職場以外では知り合いが一人もいない状態でした。そういう状況で、コロナ禍になってしまって。地域に知り合いがいないこと、コロナ禍、そして出産・育児の3つが重なって大変でした。日本語がわかっていても、行政の手続きが難しいこともありますし、育児をする上で知り合いや頼れる人が近くにいないことは、苦しいものです。日本人でさえも苦労するのに、日本語が母国語でない方は「すごい大変なんだろうな」ということは想像してみればすぐわかることでした。でも、まちで(外国人の方を)お見かけしても、すごく困っている様子を見せていなかったりすると、どう声をかけていいのかわからなかったり、そもそも声をかけてほしいのかどうかももわからないし、接点がなかなかないんですよね。その点SCCは、当事者自身が活動を担っているため、リアルな困りごとやニーズが分かっているという点で、エキスパートとして信頼できるなと思っています。


<三坂>

難民問題などは、ウクライナの方はじめ、緊急案件で支援がいくのは理解できますが、日本在住の外国人は、ウクライナの方以外も同じように困っています。特に私たちの地域は、多国籍で同じ国のコミュニティがないほかに、転出入が多く関係性を作りにくいという地域性が土壌としてあります。こういう話をすると、知らなかったと言う方も多く、外国出身の人たちが育児で困っていたり、ママ友をつくるきっかけづくりの場を探していたりすることを私たちが社会に伝え、課題を見せていく必要があると思っています。今回、初めて継続寄付のキャンペーンにチャレンジしようと思ったのは、資金的なこともありますけど、やっぱり見えにくい課題を社会に顕在化させたいと思ったんです。そこをちゃんと理解してもらって、寄付で支援してくださるって本当に大切なことだと考えています。


私たちは、「支援する」っていう言葉が嫌いだという外国人メンバーの意見もあり、「寄り添い」って言っています。私たちがリードするのではなくて、困っていることを寄り添いながら聞き取って「その当事者がつぶやいたことを一緒に形にしていく」ことを大事にしています。特に「楽しく!」っていうことを大切にしていて、そこで参加者やメンバーが料理や冊子制作などの共同作業的な取り組みをしながら、メンバーや参加者同士が親しくなり、さらに次のプロジェクトへと発展しています。「これやってください」とか「助けてほしいです」というのではなくて、「面白そうだね!これやってみよう」っていうところに地域の人がどんどん巻き込まれていくと、多文化共生って難しい言葉で考えなくても、「あ、これやっていることが多文化共生じゃないか」って、後で気づくくらいのイメージで活動しています。

Q、SCCの魅力ってどんなところにあると考えていますか?

三坂さんがおっしゃっていたみたいに(前文記述)、上から「支援してあげる」とかではなくて、一緒に歩いていこうという姿勢が私自身も本当に強く感じていて、信頼できるところだなと思っています。

寄付者自身も「支援してあげている人」になりがちなんですけど、SCCの場合にはそうはならない。一員として捉えてくださるんだろうなと思っていて、そういう姿勢が魅力かなと思います。

<三坂>

仲間っていう点では、イベント参加だけの参加者だけがほしいわけではないんですよね。もちろんイベント参加が最初の一歩だとは思うんですけど、そこだけで終わってしまうんではなくて、その人たちが徐々に徐々に、運営まではいかないけど当日イベントをちょっとお手伝いできますよって言って、ハロウィンとか飾り付けだけやってくれるとか、子どもと一緒に来て、お母さんだけがお手伝いをするってこともできますので、そういう関わり方が広がっていくっていうのが、私たちの「支援者」のイメージです。

Q、今後どんな形でSCCのイベントに関わりたいと思っていますか?

SCCのイベントには寄付キャンペーンの前から興味があり、子どもを連れていきたいですし、自分も参加したいと思っていました。支援するとか支援しないとかではなく、「一緒に楽しむ」、「楽しい」っていうのが一番強いと思うので、みんなで楽しめるイベントや機会があれば行きたいなって思っています!今まで参加できていなかったのも、英語がそんな得意ではなくて(笑)

<三坂>

みなさん結構、外国人とコミュニケーションをすることに言葉の壁を感じているようなんですけど、私たちも英語だけがコミュニケーションの手段ではないと思っています。意外と料理を作っていく中で、一緒に料理をすると言葉は話せなかったけど、でもつながる要素はあるんですね。子どもたちはそこがもっと上手で、イベント中でも、終わっても一緒に遊んでいたり、掃除をしていたり、そういう姿に大人も学ぶことがあります。言葉ができる、できないは関係ないんじゃないかなと、これまでの取り組みで思ったことです。なので、まず参加して一緒に何かをすることが第一歩なのかなと感じているので、あまりそこは感じなくても大丈夫です!

Q、最後に、SCCに応援コメントをお願いいたします!

SCCさんは、一方的に支援するのではなくて、外国ルーツの方、外国人の方、その人が本来持っている力、得意なこととか、強みとかを引き出してそれをエンパワーしている、その人をより輝かせていることがサイトに掲載されているミッション・ビジョンとか、活動内容を見ているだけでも伝わってくるところがすごいなと思っています。私自身はそこを信頼しています。コロナ禍だったこともあって、運営していく苦しさ辛さ、ご苦労もあったと思うんですけど、この活動がずっと続いていくことを一支援者としても願っています。そのために、何かできることがあったら協力していきたい、一緒にやっていきたいという思いがあります。

特に言語の面で苦労されている方がいたら何か力になりたいと思いますし、ママ友としていい関係が築けたら良いなと思います。

※SCCサイト:

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<三坂>

寄付者の言葉を直接いただけることは、本当にありがたい貴重な機会でした。寄付をきっかけに外部の方の声を聞いて、自分たちの団体を「信頼」してもらっているということが励みになると同時に、仲間(支援者)を増やし、より活動を充実したものにしていくことへの重みを感じました。自分たちの活動はローカルだから、支援者は近くにしかいないのかと思っていましたが、今回のキャンペーンをきっかけに、Instagramのフォロワーで海外在住の方がご支援くださったり、県内外からもご支援をしていただいたりしています。社会課題に共感した方が一緒に課題を伝えてくださることで、日本が外国人にとっても住みやすい場所に一歩近づくと考えています。


どうもありがとうございました。

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引き続きマンスリーサポーターとして、子育て中の外国出身者の個性や潜在能力を活かすため、応援してくださる方を募集しています!

キャンペーン終了まで残り3日!ぜひサポーターへのお申込み、よろしくお願いいたします。


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NPO法人

Sharing Caring Culture

〒2240061

神奈川県横浜市都筑区大丸16番5-305

https://sharingcaringculture.org/

代表:三坂慶子

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