■ALIVEプロジェクトとは？

SCCは、2022年2期の異業種金剛型リーダーシップ開発プロジェクト”ALIVEプロジェクト”に答申先として参加しています。NPO等が提示する社会課題について、異業種で編成されるチームメンバーがともに解決策を練り上げるプロセスを通じて、人材育成・リーダーシップ開発を行うというもので、企業からの参加者約40名が12月までの3ヶ月間、SCCの課題に向き合います。最後に各チームが課題解決案を発表するというプログラムで、SCCは『外国人主婦（主夫）のスキルを活かす多文化共生促進事業-2025年までに延べ10,000人が携わる仕組みづくり』というテーマを掲げました。

【ALIVE ホームページ】https://www.alive0309.org/

【ALIVE Face Bookページ】https://www.facebook.com/alive0309

■ALIVEプロジェクトを通して実現したいことは？

これまで地域の図書館、学童、保育園、NPOや企業と協業をし、外国出身者が講師を務めたり、企画運営に携わったりする機会をつくってきました。団体を立ち上げた2014年から2022年7月までに外国人在住者が講師を務める多文化交流事業を58回実施し、14カ国の外国出身者29名が講師を務めてきました。日本語が苦手な外国人でも、好きなことや得意なことを活かして地域と接点を持ち、地域貢献するということが「できない」ことばかりの生活から自信を取り戻すことができるということを実際に講師として携わった外国人メンバーの声から感じています。横浜北部地域を拠点として活動していますが、最近は都内の図書館や美術館から協業依頼があり、横浜市を越えて、外国出身者が活躍する場を創出できるような仕組みをつくり、多文化共生社会の実現に寄与していきたいと考えています。