【セカンドゴール挑戦中】より安心で安定した環境を子ども達に届けたい!老朽化したフリースクール建物の雨漏り修理・床張替えプロジェクト!

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NPO法人 未来学舎

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フリースクール未来学舎

支援総額

833,156円

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150%
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  • 支援総額

    833,156円

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    93人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

【応援者インタビュー!】未来学舎理事・蓮明寺住職の溝邊伸さんが語る、「未来学舎の魅力」とは?

2022/11/11 13:22

【応援者インタビュー!】未来学舎理事・蓮明寺住職の溝邊伸さんが語る、「未来学舎の魅力」とは?のメインビジュアル

皆さん、大変お待たせいたしました!

先日11月4日(金)に実施した、『生インタビューライブ配信!』の記事をお届けいたします!

未来学舎理事・蓮明寺のご住職で未来学舎理事でもある溝邊伸(みぞべしん)さんに、未来学舎との関わり方や、子どもたちの様子についてなど、未来学舎の魅力について沢山お話を伺いました!

代表のなかし〜(中島)も同席し、これからの活動や展望についても話しております!

写真左:なかし〜(未来学舎代表・中島)、写真右:溝邊伸さん(未来学舎理事、蓮明寺住職)


なお、本編動画をご覧になりたい方は、下記URLからFacebookへアクセスしてご視聴くださいね。

https://www.facebook.com/Yasuhiro.Nakashima/videos/655815989326653


Q、まずは自己紹介からお願いいたします!


<溝邊さん>

はじめまして。未来学舎の理事を仰せつかっております、溝邊伸と申します。久留米市宮ノ陣町(みやのじんまち)の蓮明寺というお寺で住職をしております。

Q、未来学舎と関わり始めたきっかけやどのように関わっているのかを教えてください!


<溝邊さん>

未来学舎さんは今は久留米市の北野町に移転されていますけれども、元々は蓮明寺から歩いて行ける宮ノ陣にあったんですよ。その宮ノ陣で僕がとても親しくしている八百屋カフェ農と音〜ノオト〜という素敵な場所をつくっているデボラさんという方が、マルシェをされるときいたんです。

八百屋カフェ農と音〜ノオト〜 https://www.facebook.com/yaoyacafenooto/

僕がたまたまそのマルシャに行ったら、たまたま未来学舎のキッチンカーがきててですね。そこで、ポテトを買ったのが出会いでした。

ポテトを子どもたちが揚げていて、それがなかなかうまくいかなくて。

子どもたち:「すみません。お近くですか?もしよかったら後から持ってきます」

僕はもう用事があったので帰らなきゃいけなかったのですが、「後で持ってきますから」と子どもたちが言って実際にみかりん(未来学舎スタッフ)と子どもたちが何人かで持ってきてくれたんですね。

子どもたち:「あ、こんな近くにこんなお寺があったんですね」というのが、最初のきっかけです。

ポテトを持ってきてもらってから後日、なかし〜(未来学舎代表)がお寺に「昨日はご迷惑をおかけしました。代表の中島です。ご挨拶に・・・」と言って来てくれたんです。


<中島>

そんなかしこまった感じじゃなかったと思うけど(笑)


<溝邊さん>

それで、その時になかし〜に未来学舎の活動資料を持ってきてもらいました。それが、ちょっと熱かったんですよ。

なかし〜が「未来学舎では、こんな想いで、こんな活動をしていて。子どもたちを笑顔にしたいんです!今度北海道に行きたいんです!」って。

僕が「北海道に行くってどういうことですか?え、どうやっていくんですか?」って聞いたんです。そしたら、「北海道まで野宿で行きますから。みんなで野宿で希望の旅をするんです」と言われました。

僕は当時、真宗大谷派(東本願寺)のお寺の職員でした。

ですので、「北海道まで、お寺もありますよ。寄られたらどうですか?」と伝えると、「泊まれますか?」と聞かれたので「ネットワークがあるので尋ねてみましょうか?」となりました。

それで全国のお寺に「未来学舎のフリースクールの子が希望の旅をするから泊まらせてほしい」と電話しまくりました。お寺に了解をとって、行けるかなと思っていたらコロナ禍で未来学舎の方で中止することになりました。

ですが、宗派のお寺に行くのなら御作法を習っていた方がいいんじゃないかということで、ちゃんと迎え入れてもらうために蓮明寺でお泊まり会を実施していました。

実際にお寺に泊まり、一緒に食べて、本堂でキャンドルを真ん中にして皆で座談会で語ったり、デボラさんが来て音楽を演奏したりしました。

※体験の様子はこちらから:https://www.facebook.com/miraigakushaschool/posts/pfbid02D55nHhguwHatJBzxk1Y6nFNuvnsFjZBaLFhiD2ZPZD7eDBrgNHUkm3YgQiysLhC6l

そういうことで、子どもたちや未来学舎スタッフの方とゆっくり話す時間を持てたというのが僕が関わり始めたきっかけでした。

Q、普段子どもたちと接する中で感じる子どもたちの様子やその子どもたちの対する想いを教えてください!

<溝邊さん>

子どもたちは最初お寺に泊まりにきた時に、座談会で話しをします。

話せる子もいれば、うまく自分を表現できない子もいる。僕はゆっくり待って聞いたりするのですが、未来学舎のスタッフが笑いながら包み込むんですよね。包み込みながら、子どもたちは『話せる時が来たら話す』形で自分を表現していきます

また、表現はうまくできないけれども掃除はめちゃくちゃ頑張ったりするんですよ。料理になったらその子が中心になってするとか。特徴を活かして、一緒に生活すると面白いですよね。それをスタッフのMONちゃんやみかりんが「こういうとこいいよな」と褒めるんですよね。食事・掃除などいろんな生活や日々の中で「こういうとこいいよ」と子どもに伝えると、子どもが「ふっ」と笑ったりとかですね。そういう雰囲気を見させていただいてます。

例えば、スタッフの方が「いや〜自分はそれ苦手やけど、よくできるな!」と褒めるんです。スタッフの方が『先生』じゃないんですよね。「自分にも欠点やできないことがある」って伝えるんです。若い頃は全然勉強できなかったとか。悪いことばかりしていたとか。これ以上あまり言うとちょっと・・・あれですが(笑)

スタッフの方自身が「それでも、自分は音楽が好きでやってきた」や「走ることやボランティアを一生懸命やってきた」など、いろんな自分の中にある多面的なことを子どもたちに包み隠さず表現しているんです。それをみて、子どもたちが自分の中の多面的なところに気づいていく。どうもそのような関係性が感じられます。


Q、今後、未来学舎との関わりの中からどのような未来や地域社会を作っていきたいですか?


<溝邊さん>

長期的に子どもたちがどう育ってきたかということをよく考えるんです。

お寺には以前、江戸時代とかには寺子屋があったんですね。その時代には学校教育がなくて、お百姓さんが農繁期に忙しいから子どもたちをお寺に預けていた。そして、その頃の時代の本を読むと、「暴力を子どもに振るう大人がいなかった」や「子どもたちがのびのびと過ごしていて、幸せそうなコミュニティーがあった」などそういうことが書いてあるんです。明治以降、憲法ができ、富国強兵の中で学校制度ができてきた。お国のために貢献する子どもをつくるとか。殖産興業のために子どもをつくるとか。学校教育はピラミッドのなかで100年、150年近く続いている。学校自体も少しずつ変わってはきているけど、生きづらさを感じている子どもたちがいる

僕は子どもを6人授かっていますが、その友達の中には「学校に行きたくない」「辛い」という子どもがいます。

この学区に生まれたら、この学校に行かなければいけない。

「学校」以外は「不登校」

子どもたちにとって選択肢が2択になっている

例えば、僕の子どもだと、

伸さんのお子さん:「いや〜明日学校行きたくない」

伸さん:「そしたら明日未来学舎に行く?」

伸さんのお子さん:「あ、やっぱり学校にいく」

と、言うんですよ。


<中島>

なぜだろう(笑)

<溝邊さん>

なぜかはわからなかったけど(笑)

今、私の子どもには3つの選択肢がある

「学校」、「不登校」、その間に「未来学舎」

スタッフのMONちゃんとかみかりんとか純ちゃんとか、コミュニティーが学校以外にもあることで、「未来学舎に行ってもいいけど、今は学校に行っとこう」みたいな気持ちになるんじゃないかな。

未来学舎は、みんなが「必要だよね」と思い、みんなの悩みや課題からできたNPOです。だからこそ、これから社会の中でもっと一般的になることが大事ではないかと思っています。

「学校に行けなかったら、未来学舎に行けばいい。無理せんでいい。」

「学校に行きたかったら、戻ればいいよ。」

当たり前のように、そんな社会になると素敵だなと考えています。


<中島> 

未来学舎の子どもたちと、本当に子どもたちのことを考えて過ごしているスタッフとのやりとりを見たり、地域の方々との関わりを見ていくと、どんどん未来学舎が日常に溶け込んできていると感じます

昔は、近所のおじさん・おばさんから叱られることがよくあったと言われているように、もっともっとお互いのことが自然とよくわかる関係が増えていくといいですね。伸さんから寺子屋の話も伺いましたが、子どもたちの遊び場や憩いの場、大人たちの寄り合いの場だったりが、お寺も含めて日常が溶け込んでいる存在だったような気がしています。「まち」や「人が暮らす」ということは、日常の積み重ねの中で存在している。これから未来学舎も蓮明寺の伸さんたち、そして本当によくしていただいている皆さんと一緒にみんなで日常になっていきたいです。当たり前にそこにある、地域の駄菓子屋さんや地域の元気のいいおばちゃんの家とかみたいなイメージですね。そんな同じ並びで、蓮明寺があり、未来学舎があり、駄菓子屋さんがあるみたいな。そんなふうになっていったらいいのかな。子どもたちのためだけではなくて、そこに暮らす人たちみんなが幸せになるような感じ。いろんな方と関わっていけたらと考えているところです。


<溝邊さん>

未来学舎に通う子どもたちの幸せって、いろんな大人に会えることだなって思いますね。

僕はお寺に住む前はマンション住まいで割と都会の学校に通っていたんですが、「学校」か「塾」の生活でした。ある程度表のサービス的なところや公的なところでしか大人との接点がなかった。未来学舎さんにいくとサービスではないんです。デボラさんが歌を歌いに来たり、料理をしに来てくださる方がいらっしゃたり、大工さんが頑張っている姿に出会ったりできる。勉強をして大学を出て学校の先生になったという大人だけじゃない、いろんな職業の方たちに出会っている。自分の中でいろんな大人の人が広がっている。そういうところが未来学舎は魅力的だなと思っています。

Q、未来学舎も参加予定の、地域のいろんな方々が集う「お寺deマルシェ」とはどんなイベントですか?


<溝邊さん>

そうそう、明後日(※インタビュー実施当時)11月6日は、お寺deマルシェをします。去年から始めたのですが、企画の時から未来学舎さんと一緒にしていて、お寺に未来学舎キッチンカーにもきてもらっているんですよ。

割とお寺はお年寄りの方や地元の方がお参りされるけれども、子どもたちとの接点があまりない。その中で未来学舎がキッチンカーで出店してくれると「この前マルシェに来とったね!」とかの場面があります。そんな、普段は接点がないお年寄り・子どもたち・障がいをお持ちの方・普通の方がざっくばらんに交われるようなイベントをしたくて実施しております。未来学舎のスタッフが歌ったりもします!


<中島> 

今日初めて見学に来られた親子がいたんですけど、スタッフのMONと自分と二人で「マルシェの日、これ歌おうや!」とギターで練習していました。


<溝邊さん>

なかし〜歌うんですね!楽しみじゃないですか!


<中島>

かっこつけてしまう自分がいたけれども、こういうお祭りとかで「自分がこうありたい」を解放するような感じでやれたらなって思っています。

変にかっこつけてしまっている自分をどんどんどんどん無くしたい。

未来学舎のスタッフは『そのままの自分』でやれるのに長けているんです

自分のできるところ・できないところ、かっこいいところも情けないところも全てそのままを見せていけたらなと思っています。その姿をダイレクトに子どもたちに伝え、伝わっているのがわかったりするので、子どもってすごいなと思いますね。


Q、最後に、今回のクラウドファンディングの意気込みやコメントをお願いいたします!


<溝邊さん>

高額なご支援をいただくことも大事ですが、少ない額をたくさんの人にしていただくのも大事です。

寄付を通じて、少しでも関わったり、自分のことにしていくことができるのではないかなと思っています。

関わることで、ひょっとしたら自分が身近に不登校の子どもだったりがいたときにネットワークにも参加していくきっかけになる。それが、社会づくり・地域づくり・クラウドファンディングの意味に繋がってくるのではないかと思っています。よろしくお願いいたします!


<中島>

最近、本当にいろんな方にいろんな形で支えていただいているなと感じていて、感謝しています。

『本当の感謝とは』『愛とは』を感じられる日々をいっぱいいっぱい送らさせていただいています。

未来学舎のこのロゴ。


大きな手と小さな手が混じっているのは、「どんな世代も」ということもあるんですけど、大きな支援だけが必要としている支援ではなくて、本当に気持ちを持った、小さくしか見えないようなものであったとしても僕らが必要としていることにも繋がっています。

大小さまざまな手に支えられて、中央の笑顔になる

これが、未来学舎のロゴに込められた想いなんです。

今、クラウドファンディングという形で金銭的な面がどうしてもクローズアップされてしまうことになっているけれども、本当に近くに来たときに未来学舎に顔を見せてくれるだけでもありがたいです。

未来学舎に遊びに来てもらったり、いろんな形で声かけていただくだけでも僕らのサポートになります。どんな形でもよいので、支えていただけたらと思います。


<溝邊さん>

気軽に遊びにいけますもんね〜!ふと行ったら歓迎してもらえるんですよ!



それでは、皆さま、ありがとうございました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

溝邊伸さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました!

「学校」、「不登校」、その間に「未来学舎」

子どもたちに「学校」「不登校」だけではない選択肢を広げていけるようにこれからも活動に取り組んでまいります!

子どもたちが生きづらさを感じるのではなく、いろんな大人と繋がれてありのままの自分を表現できるような社会を今後も一緒に目指していけたらと思っております。


そして、昨日11月10日に本キャンペーンは無事にネクストゴール75万円を達成いたしました。

温かいご支援をくださった総勢91名もの皆さん、応援メッセージをお寄せくださった皆さん、サポートファンディングを立ち上げてくださった皆さん、声を寄せてくださった保護者の皆さん、日頃から子どもたちに寄り添って活動するスタッフの皆さん、その他関係者の皆さん、本当にありがとうございます。

今回のキャンペーンが達成できたのは、皆さんのひとつ一つの想いが集まって形になることができたからこそです。

キャンペーン終了まで残り3日!

未来学舎の運営維持費の一部を確保できる様に引き続き応援してくださる方を募集しております。

ぜひ最後の最後までご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。


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〒8301121

福岡県久留米市北野町十郎丸1492-1

0942276641

https://miraigakusha.org

代表:中島靖博

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