緊急支援対応
2022/9/6 11:23
活動紹介5日目は、緊急支援対応の様子をご紹介します。
皆様からご提供いただいた食品や服等の品々は、緊急支援でも活用させて頂いています。
今回は、 DV(暴力)案件でした。
親子で逃げられた方のお知り合いより、弊団体へ協力の要請が入りました。 加害者に悟られないように逃げるので、何も持たずに家から出て、生活をスタートさせるにも必死です。
親御さんの心労を考え、一刻も早く少しでもホッとして欲しいと、生活用品などの日用品から衣類、子供さんの学用品などの準備と、私達がストックしている品々の中から出来ることを行いました。
不要なものを貰うのはダメージが多いので、今必要な物、趣味や嗜好に合うものなどのヒアリング。
そして、お子さまの年齢に応じて、学校で使うもの、幼稚園で使うものなど、一つ一つ確認をしながら必要な物を整え、日用品、衣類、食品等を詰め込み、段ボール2箱分になりましたが、局留めという方法を使って発送しました。
皆で協力し合って、探し出しあっという間の時間でした。
掲載許可を頂いていますので、その時のお礼を共有したいと思います。
コロナ禍のDV(配偶者暴力)相談件数は増加しており、全国の配偶者暴力相談支援センターと後述する「DV相談プラス」に寄せられた相談件数を合わせると、令和2(2020)年度は19万0,030件で、前年度比で約1.6倍に増加しているそうです。
※男女共同参画白書 令和3年版 > 第2節 コロナ下で顕在化した男女共同参画の課題~生活面~より
身近でも、長期休校、休暇、自宅待機と、家族だけでこもることが多く、ストレスもかかり、虐待やDVも増えています。
居場所が必要な理由は、ここにもあります。
少しでも距離感が保てて、話が出来る環境があるだけで、随分と違うのではないかと思っています。
困りごとへの支援の幅も多種多様ですが、子供達の笑顔を守る為にも、私達が出来ることで、今後もフォローしていきたいと思います。
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