メッセージ ~現地パートナー団体・代表Gunawan
2022/8/19 10:44
今日は、現地のパートナー団体であるYPLIの代表であるグナワン氏より、メッセージが届いたので紹介させていただきます。
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初めまして、私はグナワンと申しまして、現在YPLIの代表をしております。 私は産業省の公務員として勤務しており、忙しいスケジュールの合間に、インドネシア海域のウミガメの保全のために時間を割いています。
人員と資金が限られているため、産卵場所を監視することによってカメの捕食者から守り、卵の移植やふ化場への移動はおこなわずに、孵化したばかりの子ガメが自由に海に帰って行く形で、ウミガメを自然のままに保全しています。この保全手法は、孵化したばかりの子ガメの狂乱状態を強化して、捕食から逃れて成体になるまで力強く生き残ることができると考えられています。
ELNAはパートナーとして、この保全活動において多くの役割を果たしてきました。知的支援、専門スタッフ、設備、そして資金の両面においてです。
YPLI のスタッフと ELNA の専門家は、インドネシアでのカメの保全活動、特にタイマイとオサガメの保全活動に常に協力し合っています。
YPLI の活動は、ELNA の支援と十分な資金がなければうまくいきません。
Covid-19の危機とパンデミックは、これまでに得られた資金援助の減少にも影響を与えました。ですので、インドネシアでのウミガメ保全活動の継続にについて配慮していただける寄付者、ボランティア、団体の助けが非常に必要とされています。
私が知る限り、日本人は日本だけでなく国外においての自然保護活動にも高い関心を持っていると思います。
この保全活動に多大なご協力をいただいた日本の皆さまに感謝します。 Covid-19 パンデミックによるこの困難な時期ではありますが、引き続きご支援いただければ幸いです。
ありがとうございます。
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