保全を進める上で大事にしてきた3ステップ
2022/8/15 09:22
こんにちは、ELNA井ノ口です!
今日は、保全活動を進める上でELNAが大事にしてきた3ステップを紹介します。
▼3つのステップ
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①本来の生態メカニズムの解明と回復
・地球の資源が生き生きと維持されるためのメカニズムの解明
・メカニズムに影響を及ぼす人為的要素を取り除く方法をシステム化する
②地域住民の参加
・保全システムの継続を目指す
・人の生活と保全システムの両立を目指す
③経験の共有と地域の拡大
・成功したプロジェクトをモデル化し、他地域で共有し発展させる
・それぞれの活動拠点での自立を目指す
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▼3ステップはつながっています。
まずフィールドに行き、モニタリングを通して保全対象生物の本来の生態やそのメカニズムを理解すること。
そして、本来の回復メカニズムを妨げている部分を取り除くことで、自然回復力で個体数を回復することをやってきました。
このシステムを作り、 それを地元住民と共に実行します。
地域によって生物の生態も違えば、地域の慣習や風習も異なります。
そのため、外部からの押し付けシステムでは活動が長続きしません。
地元住民に参加してもらうことによって地域独自のシステムを作りあげます。
他地域の環境も回復させるため、成功した事例を他地域へ共有したり活動拠点の拡大もします。
今回サポーターを募集している活動は、ELNAの誇るべき成功事例でもあります。
一方で未完成の部分があり、次の段階として今は『ELNAがいなくてもウミガメが絶滅しない体制づくり』を目指す時期に来ています!
いばらの道ではありますが、それを作り上げるために皆さまの温かいサポートを頂きたく。どうぞよろしくお願い致します。
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