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絶滅危惧種のウミガメを守りたい!「タイマイサポーター」100名募集!

寄付先

認定NPO法人 エバーラスティング・ネイチャー

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エバーラスティング・ネイチャー

支援者数

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    111人

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現地からのメッセージ~ パートナー団体スタッフEma

2022/8/12 09:53

現地からのメッセージ~ パートナー団体スタッフEmaのメインビジュアル

こんにちは!
今日は、インドネシアで働いているパートナー団体YPLIの職員であるエマちゃんがメッセージを送ってくれたので、紹介します。

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■私が働くYPLIについて

インドネシア ウミガメ研究センター(Yayasan Penyu Laut Indonesia /YPLI)は、2009 年 10 月 1 日に正式に合法化されました。以前はYayasan Alam Lestariとして知られており、1997 年 4 月 27 日に設立されました。
主な活動は、インドネシア諸島全般におけるウミガメの営巣地の保全と維持です。 YPLI は 1997 年から卵を保護しており、これまでにセガマ島 (ランプン州)、プスムット島 (ブリトン州)、モンペラン島 (ブリトン州)、キマール島 (ブリトン州)、ペナンブン島 (西カリマンタン州) 、ジェンウォモン海岸 とジェンシュアップ海岸 (西パプア州) とムブラニ海岸 (西パプア州) の8 か所で活動を実施してきましたが、現在は 6 か所しか残っていません。

YPLI はかつて、スリブ諸島から始め、ナツナ、スラサン、タンブラン、ブリトゥンとその周辺、ジャワ海、マカッサル海峡、南および南東スラウェシ周辺の島々、西カリマンタン、南および東カリマンタン、西パプアと、かなり広大な地域のウミガメの産卵地で調査を実施しました。
インドネシアにはウミガメの捕獲を禁止する法律があるにもかかわらず、卵とウミガメの両方を目的として依然として捕獲されています。その現状を考慮して、 私たちの目標は、絶滅の危機に瀕しているウミガメを保全することです。
インドネシア列島は非常に広大であり遠隔地まで当局からの監視や監督が届いておりません。また、一般的に、絶滅の危機に瀕した動物、特にウミガメを保護する意識は欠如しています。これらの事実が、私たちをウミガメの保全に駆り立てさせるのです。



■YPLIでの仕事

私が YPLI で働き始めたのは 1998 年 11 月でした。最初はカメについて聞いたことがありませんでした。「なぜウミガメを保護したり保護したりする必要があるのだろうか?」「ウミガメが人間の生活や環境に与える影響は何だろう?」と思っていました。

私は YPLI で管理および財務スタッフとして働いており、プスムット島、モンペラン島、キマール島、セガマ島でのふ化後調査に参加したのはほんの数回でした。ウミガメや卵を生で見るのもその時が初めてでした。
ウミガメについて私が非常に感動しているのは、太古のウミガメが進化して今も存在していて、それが自然下で見られるという事です。もしも沿岸の生息地を維持し続け、卵や生体を搾取しなければ、卵は産卵されて自然に孵化し、子孫が海に帰ることによって、いつまでも見ることができるのです。


■ウミガメの保護活動についての私の考え

最近、特にインドネシアでは、ウミガメは一般大衆と政府の両方から注目されています。ソーシャル メディアやTVで発信されるからです。生息地周辺の多くのコミュニティ組織がウミガメの保護に関心を持ち始めています。
でも彼らは、卵の移植(捕食者や盗掘・波等から卵を保護するために卵を人工の巣に移すこと)をするなど、自然なやり方でやっていません。孵化したばかりの子ガメを自然界でより生き生きとさせることを目的として孵化場の拡大を行っているウミガメの組織がいくつかありますが、このやり方は私たちの意見とは大きく異なります。
YPLIは、ウミガメの“個体数を増やすこと”を目的としており、移植ではなくて自然状態でウミガメの保全活動を実施しています。産卵された場所で自然にふ化して海へ帰っていきます。孵化したばかりの子ガメは匂いを嗅ぎ、孵化した場所を覚えることによって、自分が孵化したビーチにいつか戻って来られるでしょう。
一方、放流を待つ赤ちゃんガメを、水の中に入れて保管している場所もあります。赤ちゃんは水に入った時の狂乱状態により沖合へ向かい、餌場にたどり着けるといわれます。ですので、水に保管されてしまうと餌場にたどり着けない懸念があります。

私の意見では、産卵された場所で自然に孵化し、野生の中で繁栄する方が良いと思います。私たち人間には、ウミガメの邪魔をしない、飼わない、卵をとらない、カメを狩らないという義務があるだけです。それだけで、カメは海に存在し、持続可能です。


■ELNAとの関わり

ウミガメの保全活動を行うにはもちろん多額の資金が必要です。
例えば、セガマ島やキマール島など個人所有の産卵地がいくつかあるため、産卵地の島を借りるのに必要です。借りる前以前は、島のすべてのウミガメの卵は、島の所有者または島に来る漁師によって採取されていました。さらに産卵と孵化の状況を確認するために島を訪問したり、卵の監視スタッフに支払ったり、監視小屋を建設したり、移動や生活物資を運搬する手段のための小船を提供したりするためだけでなく、監視員と職員への支払いにも資金が必要です。通常、私たちが管理する島には人が住んでいないため、私たちは独自の交通手段を提供する必要があります。
これらすべての YPLIの活動資金を提供するため、YPLIは創設以来これまでELNA からの定期的な資金を受け取ってきました。

ELNA は、資金提供とは別に、ウミガメを適切に管理する方法、データを収集してデータを管理する方法、ウミガメを減少させない方法に関する知識も提供しています。卵の捕食者やウミガメを救うための知識として得た他の多くのこと。さらに、YPLI は ELNA と協力して、政府の監視対象から遠く離れた場所にあるウミガメの産卵地を直接訪れ、調査も実施してきました。
もちろん、これらすべてを行うには、YPLI と ELNA に資金が必要です。
YPLI は、他の場所では得られなかったウミガメの管理について指導し、知識を提供してくれた ELNA に感謝しています。これからもELNA との良好な協力関係が続くことを願っています。


■皆さまへのメッセージ
YPLIは、これまで行ってきたカメの保護活動を継続し、ウミガメがすぐに絶滅することのないよう、そして将来の世代が自然の中でウミガメを見ることができることを望んでいます。ウミガメは、私たちが保護しなければならない絶滅危惧種なのです。


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〒2210822

神奈川県横浜市神奈川区西神奈川3-17-8アクティパートⅡ 4F

045-432-2358

https://www.elna.or.jp/

代表:藤野 彰

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