電気技師になって、家族を支えたい<カンボジア>ラコーイさん(18歳、高校3年)
2022/6/28 14:53
【電気技師になって、家族を支えたい】
ラコーイさん(18歳、高校3年)
エファは、カンボジアのタイ国境沿いにあるプレアビヒア州の児童保護施設の運営支援をしています。ここには45人の子どもたちが生活を共にし、学校に通っています。
小学校5年生から施設で暮らすラコーイさんに話を聞きました。
僕には二人の姉と妹がいます。父は軍人なのですが、それだけでは食べていくことが出来ないので、母と田畑を耕しながら僕たちを養ってきてくれました。
勉強が昔から好きで、小学校の高学年のころには中学へ進学したいと思い始めていました。
でも、村の多くの子どもたちと同じように、その夢をかなえることは自分の家の事情からして難しいことを受け止めつつもありました。
そんなときに、SCADPのソカリおばさんに出会ったのです。「あなたは成績が優秀、もし勉強を続けたいと思うのなら応援する」と言ってくれたのです。
本当にうれしかったです。奇跡が起きたと思いました。
この家(SCADPの児童保護センター)には、2015年、小学校5年生の時から暮らしています。
来た頃は、ホームシックにもなりましたし、何度も家族が暮らす実家へ帰りたいと思いました。
でも、ソカリおばさんやSCADPのスタッフ、そして一緒に暮らす兄弟姉妹たちがいつも支えてくれました。
本当の家族のようです。今では、ここの年長者です。下の子たちの気持ちは当時の自分を見ているようで良くわかります。
ですからできる限り陽気にふるまい、良き相談相手になれるよう努めています。
今年には高校を卒業します。奨学金をもらい、働きながらカレッジに入ります。
電気技師になること、それが僕の夢です。技師になって、家族を支えていきたいと思います。
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