南スーダン難民支援を紹介します
2022/2/19 19:26
みなさま、こんにちは。今日も活動報告をご覧いただきありがとうございます!学生メンバーの中島です!
今回はウガンダの南スーダン難民への支援についてご紹介します。
南スーダンは2011年にスーダン共和国から独立した、世界で一番新しい国です。しかし、独立から2年後の2013年に国内の民族対立が発生し、2016年には政府と反政府勢力の大きな争いへと発展してしまいました。戦闘から逃れるために、南スーダン人は周辺国へ避難しており、難民の数はいまだに増え続けています。2 そのうちの約90万人(全体の約40%)はウガンダに避難しており、毎日3千人もの難民がウガンダに辿り着いています。1
*1 World Vision より
*2 UNHCR より
私たちは、ウガンダの北部アジュマニ県のパギリ二ヤ難民居住区という場所で、2017年から毎年、現地で活動している団体を通じて、人道的な支援を必要とする南スーダン難民を対象に支援を実施しています。パギリ二ヤ難民居住区には2017年7月より南スーダンから移動してきた難民約3~4万人が暮らしています。18歳未満の子どもが1万7千人、そのうち1万人は両親や片親をなくしており、生活が非常に厳しい状態に陥っています。
増え続ける南スーダン難民に対応するために、国連やNGO団体による支援も行われていますが、大規模な食料配布、水の確保、トイレ建設などの生活に最低限必要なものだけの支援であり、個々のニーズに合った支援をすることが出来ていません。私たちは、難民1人1人が求めるものに対してきめ細やかな支援をするために、現地で活動するNGOとともに、難民へのニーズ調査を行い、その後生活用品や勉強道具、衣服など個人や家庭がそれぞれ必要としている物資の支援を実施しました。
2017年の夏から支援を開始し、2017~2019年は生活物資、2020年は感染症拡大防止のための物資などを現地で活動するNGO団体を通して約200世帯に届けました。
2021年に国連による支援が減らされることが決定したため、現在、難民の方の最低限の生活を保障し、感染症から命を守るための支援が必要になっています。
*詳しい情報はこちら https://confrontworld.org/refugee/
今年度もより多くの難民の生活を支えられるよう活動を継続していきます。活動の様子はSNSなどで随時更新していきますので、これからも応援・協力をよろしくお願いいたします!!
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