JEDOVCのメンバー紹介
2022/1/1 15:51
JEDOVCのメンバー紹介
今回は、JEDOVCのメンバーについて紹介します。
皆さん、「ウガンダ人NGOの職員」と聞いてどんな人物像をイメージしますか?
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JEDOVCは全員がウガンダ出身で、代表者、リーダー、活動員という組織構成になっています。
私は全員に実際に会ったことはありませんが、主体メンバーは皆個性豊かで、愉快な方々なので、今回は彼らの個性的な部分を紹介しながら、JEDOVCというチームの人について紹介したいと思います。
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【代表】
代表者であるSimon(サイモン)氏は、普段活動地ではなく首都のカンパラ県にいます。
JEDOVCが設立されたのは、ウガンダの水・環境省とアメリカのNGOとの連携により水・衛生環境の向上を図る活動を行うためでした。
その経緯もあり、サイモンさんはアメリカのNGOにも在籍しています。
今は自身がフィールドで手を動かすというよりも、経営に関わる業務を行っているようです。
私が会ったのは一度だけ、コンフロントワールドとJEDOVCがパートナーシップを締結する際に一度お話しをしました。
笑顔がとても朗らかで優しく、またシマウマ柄のtシャツを着こなすチャーミングな方でした。
<サイモンさん>
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【リーダー】
そんな代表からブタンバラ県での活動について団体から一任されているのがリーダーのDicson(ディクソン)氏です。
普段活動の指揮を執っていおり、コンフロントワールドが普段連絡を取り合っているのも、ディクソンさんです。
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ディクソンさんはウガンダの国立大学を卒業しており、
JEDOVCとしてこれまでに、地下に”人工的な地層”を作り、飲み水や灌漑のための水路を作ったり、浄水装置を作ったり
時には水インフラの整備について他の地方からディクソンさん個人で依頼を受け、仕事を行ったりもしています。
<ディクソンさんが作った飲み水や灌漑のための水路>
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そんな知的な経歴を持つ彼は、とても誠実で、また少年のような好奇心と挑戦心を持っている方です。
コンフロントワールドとの協業のなかで、小学校に貯水タンクと浄水装置を建設する計画をしていた時、
JEDOVCでは既にどちらの設備についても建設経験があり、また、上記のように十数年前からブタンバラ県で大きな活動実績がありましたので
同じ設備を作ればそれが一番簡単な方法です。
ですが、ディクソンさんはそうではなく、
新しい形の浄水設備を作っている団体が隣の地区にいる、という情報を知ったディクソンさんは、私と一緒にその団体を視察しに行き、
「どちらが適切か?真似できる要素はあるか?」と議論をしたうえで、建設設備を決めました。
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ブタンバラ県での活動歴や、年齢、そういったことに固執せず、
常に「より良いもの・ことを取り込もうとする姿勢」を持つ誠実さと挑戦心のある方です。
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【ブタンバラ県に暮らす活動員】
JEDOVCのメンバーには、普段からブタンバラ県に暮らし、農家や家具屋さんなどJEDOVCと別に仕事をしている方々もいます。
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彼女は、農村部の小学校の校長先生を務めている教育者です。
子どもが大好きで、また小学校の児童からも慕われています。
コンフロントワールドとJEDOVCで貯水タンク建設をしたときには、彼女が学校職員・生徒へ貯水タンクの清掃方法や日々の管理方法について指導していました。
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彼は、家具の製造や修理の仕事をしているメンバーです。
手洗い装置などを作る際には、彼が子どもたちへ教えながら建設をおこなっています。
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他にも、サトウキビ農家のメンバーや、首都でネットカフェを経営しながらJEDOVCの事務関連業務を担当するメンバーなどがいます。
コンフロントワールドが渡航する時には、皆温かく迎え、協力してくれます。
また何かの機会に、他の方々についても紹介したいなと思います。
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今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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ウガンダ農村部の、水・衛生環境向上のための事業費
500円
ご寄付ありがとうございます。
受け取った寄付は、現地NGOと行っている、ウガンダ農村部ブタンバラ県での水・衛生環境向上の活動(2020年からは新型コロナウイルス緊急支援プロジェクト)の活動費用として使わせていただきます。
詳細は下記です
・手洗い装置等の設備購入費
・石鹸製造のための材料購入費
・貯水タンク建設のための材料購入費
・現地で活動するスタッフの交通費や日当
・活動地への送金手数料
・その他、活動地で必要となる活動経費
※NPO法人コンフロントワールドが行う他事業・プロジェクトに関する経費には使用しません。
※上記項目以外に、同事業に関して必要な経費として使用する可能性がございます。