【見捨てられた地“チャコ”に希望を!】~パクー養殖を通して一人でも多くの人に幸せを~

寄付先

一般社団法人 南北米福地開発協会 Association for Sustainable Development in North and South Americas

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レダプロジェクト・ユースボランティアチーム・ジャパン/LEDA Project Youth Volunteer Team Japan

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キャンペーンは終了しました

パクーの稚魚を放流してきました!

2022/5/23 10:14

パクーの稚魚を放流してきました!のメインビジュアル

こんにちは!パクー養殖担当の滝川です。

日本は、初夏が到来して徐々に暑さが増す頃かと思われます。

ここレダでは日本とは季節は真逆で、徐々に気温が下がりつつあり、冬に向かおうとしております。冬と言っても、日本でいう秋のような過ごしやすい気候ですが・・

今回は今月に行われたパクーの放流行事のご報告をさせていただければと思います。

今月、5月13日にプエルト・レダ近隣の街「バイアネグラ市」において、パクー稚魚の放流行事を行いました。

今回の行事は、バイアネグラ市、アスンシオン国立大学との共催で行い、第一部の式典に始まり、第2部ではレダで孵化、育成した約3400尾の稚魚をパラグアイ川に放流しました。

 

第一部では放流の意義に関して参加者に語られました



稚魚放流は、はじめにバイアネグラ市長、来賓の方々の放流に始まり、続いて地域住民が参加し、子供から大人まで多くの方々が直接パクーの稚魚放流おこない、大盛況で終えることができました。

特に子供たちにとっては、設置したプールに数千もの稚魚が泳ぐ光景は新鮮で、目を輝かせながら食い入るように眺める姿が印象的でした。


稚魚を放流するバイアネグラ市長さんと海軍司令官



私は、小学生の時、学校行事の一環でサケの放流を行いました。今でもその時のことは鮮明に覚えており、そのサケの放流を通して、サケに対する愛着と自然界の魚を守りたいという意識が小学生ながらに芽生えたことを思い出します。今回の放流を通して地元の子供たちにも、そのような意識が少しでも芽生えてくれたらうれしい限りです。

パクーの親魚から人工孵化、育成、そして放流種苗までに育てるまでには、簡単なことではありませんでした。今回の人工孵化は4回目の親魚取り上げでやっと成功させることができました。その後も水質の管理に細心の注意を払ったり、大型の鳥類のから稚魚を守ったりと苦労しましたが、昨年以上に生存率を向上することができました。そして、今回の放流行事につなげられたことはスタッフ一同、何よりもうれしく思います。


私たちは、これまで地域の水産資源を保護し、持続的な利用と自然環境の保全を目指して取り組んできましたが、今回はただ稚魚の放流を行うのではなく、地域住民への自然環境保護に対する啓蒙という観点では、たくさんの地域住民が一緒に参加したことにより特に意義深い行事になりました。


また、今月中には、今回の行事では放流しきれなかった残りの稚魚を放流して、合計で推定7万尾の稚魚をパラグアイ川に放流することを予定しています。


この放流行事をきっかけにバイアネグラ市の市長さんとも親睦を深めることができました。


今後は、バイアネグラ市での養殖プロジェクトを市と連携し、進めることを願っています!



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