【見捨てられた地“チャコ”に希望を!】~パクー養殖を通して一人でも多くの人に幸せを~

寄付先

一般社団法人 南北米福地開発協会 Association for Sustainable Development in North and South Americas

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レダプロジェクト・ユースボランティアチーム・ジャパン/LEDA Project Youth Volunteer Team Japan

支援総額

1,138,332円

/ 1,000,000円

113%
100%
  • 支援総額

    1,138,332円

  • 支援者数

    168人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

パラグアイでも特に貧困地域と言われ、主に先住民族が住むチャコ地方。土地に塩分が含まれているため、作物の栽培に適しません。国土面積の約60%を占めているものの、人口は全人口のわずか3%というまさに見捨てられた地です。私たちはそこで近隣地域の生活水準の向上と在来魚の保護を目的に、2010年からパクーの養殖プロジェクトに取り組んでいます。地域に根差した養殖の事業モデルを確立し、人々の生活を豊かにしたい!事業化への道を切り開くべく、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。皆様からいただいたご支援は、事業化のため魚の品質管理に最も重要な冷凍設備費に充てさせていただきます。

ストーリー


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◢ はじめまして

はじめまして、滝川哲盤(たきかわ のりやす)と申します。南米パラグアイのプエルト・レダ(以下、レダ)で魚の養殖に携わり、もうすぐで2年が経ちます。私は新潟県の糸魚川市で生まれ育ち、大学では水産を学びました。現在は主にパクーという魚の養殖を担当しています。現地での仕事は大変なこともありますが、スタッフ一同楽しく活動をしています。

       

◢ 養殖を通して人々に幸せを

私たちはパラグアイでも特に貧困地域と言われているチャコ地方でパクーの養殖プロジェクトに取り組んでいます。

このプロジェクトは地域に根差した、人々が実践できる養殖業を通して近隣地域の生活水準の向上に貢献することを目指し、2010年から取り組んできました。

アスンシオン国立大学獣医学科のマグノ教授の協力もあり2013年にはパクーの完全養殖に成功しました。育てた稚魚は養殖の他に、水産資源保護と持続的利用のためにパラグアイ川に放流し、以後8年間で数十万尾の稚魚を放流してきました。また、現在は養殖池の中に約3万尾のパクーを育てています。

今でこそ、このように養殖業を営むことができていますが、ここまで築き上げるには、日本人の先輩職員の涙と苦労がありました。養殖経験のない定年を超えた日本人職員が失敗に失敗を重ねた末に遂に成功させることができました。

嬉しいことに、これらの活動が認められ、2013年の第一回放流式典には当時現職のフェデリコフランコ大統領を招待することができ、パラグアイ大手メディアにも取り上げられました。

チャコ地方の人々に養殖技術を伝え、この地域に養殖産業を振興することで人々の暮らしぶりを少しでも豊かにしたい、そして幸せな暮らしを実現したい!・・・そのような事業をどうしても進めたい。

そう考えた末、今回、クラウドファンディングという形で皆様にご支援いただくこととなりました。

皆様からいただいたご支援は、今後の事業に必要な冷凍設備費に充てさせていただきます。  

            

◢ 魅力ある魚の名は“パクー”

なぜパクー養殖なのか・・・

パクーは南米原産の淡水魚であり、南米では最も親しまれている魚の一つです中でもパラグアイの人々にとってパクーは特別な存在です。パラグアイの伝統的な料理の一つに「アサド」という焼肉に似たものがあるのですが、パクーのアサドは格別においしく人々から愛されています。特に祝いの場ではよく食され、日本の魚に例えるなら鯛のような存在でしょう。また、生産面でもパクーは雑食性であるため、天然のヤシの実や穀物類、植物の葉などを好んで食べ、他の魚に比べ餌代を節約することができることから、比較的低コストで育てることができるのです。私たちはこのパクーこそチャコ地方の人々が養殖を実践するにふさわしい魚ではないかと考えています。 

◢ 成功こそ未来の希望

ある日、私は共に働いているアントニオというまだ若い先住民のスタッフに言いました。「将来は、あなたの住んでいる村であなたがパクーの養殖をしてみないか」と。その時、アントニオは少し黙り込んだ末「うん、いつか俺がやってみたい」と目をキラキラと輝かせながら少し恥ずかしそうに答えてくれました。彼は、幼いころから病気で眼の見えない母と兄弟と一緒に暮らしています。一家を養うため、そして弟を大学に行かせてあげたい一心で学校を中退して、若くして私たちの元で一緒に働いてくれています。「おれが働いて弟を大学に行かせてあげるんだ」と、そう言われた私は、その言葉に胸を打たれたと同時に強いもどかしさを覚えました。 

この地域には何も彼だけに限らず、このような境遇にいる人がたくさんいます。私はこの養殖を成功させることで彼らに希望ある未来を見せてあげたいと強く思いました。

◢ 人が“まね”できる養殖を目指し

現地の人々でも実践できる養殖をしたい。その思いから出発したプロジェクトです。しかし、現地の人々にとって養殖業を始めるということは決して簡単なことではありません。現状ではまだハードルが高いという課題があります。養殖を始めるには初期費用がかかることはもちろんですが、具体的な収益が見込めることが大前提となります。

私たちはただ養殖技術の提供のみにとどまるのではなく、一つの収益モデルをつくり一事業として成功例をつくることで現地の人が“まね”したいと思える養殖業をおこなうことを考えています。 

◢ プロジェクトを支える土台を

同時に、この養殖プロジェクトを進めるためには、私たち自身にも確固とした経済基盤を築かなくては継続してプロジェクトを進めることが難しいという現実問題にも直面しています。これまでは、日本の方々の厚い支援もあり継続してプロジェクトを運営できましたが、今後、私たちが行うプロジェクト資金は自分たちでまかなわなくてはいけません。決して簡単なことではありませんが、私たちは諦めてはいません。何としてでも経済自立の活路を切り開き、その上で養殖プロジェクトを進めていきます。 

◢ 6次産業化を目指し

これからは本格的に事業としてパクーの販売活動を展開していきます。

具体的には「6次産業化」を目指し、魚の生産から加工、販売まで一貫して行うビジネスモデルを考えています。生産された魚は最終的には主に首都アスンシオンに販売拠点を築いて販売していきます。

なぜ「6次産業化」にこだわるのか・・・それは、将来、現地の人々が養殖を始めることを考えた時に、販売能力がない生産者は中間業者に安く叩き売られてしまう恐れがあるからです。それを何としても回避するため、私たちは自ら販売ルートを開拓して、養殖業者が苦しまずに利益を得ることができる仕組みを先駆けてつくっていくことを考えています。

さらに、最近では、バイアネグラという近隣の町と首都アスンシオンでパクーの販売を試みました。特に首都アスンシオンでは、実際に販売してみることでパクーの需要が多くあることに気づかされました。まだまだ小さな一歩を踏み始めたばかりですが、着実に売り上げを伸ばしています。

最終的に、将来はブラジル、アルゼンチン、ウルグアイなどの南米の国々への輸出も視野に入れ、南米全体にレダのパクーを広めていきたいと考えています!


◢ 産・官・学一体で進めたい

これらの一連の活動から、最近ではバイアネグラの行政関係の方から「一緒に養殖のプロジェクトを進めたいと思っているので、是非とも技術を教えてほしい!」との声もかかるようになり、地道ですが着実に養殖プロジェクトが地域に根差し始めています。これは私たちにとっても大きな励みとなっています。今後もアスンシオン大学とも良い関係を築きつつ、近い将来は行政とも協力して養殖プロジェクトを進めたいと考えています。

そのために解決すべき課題はたくさんありますが、将来は「チャコ地方といえばパクー養殖だ」と人々に認知していただけるように、あきらめずに努力をしてまいります。 

◢ もっと美味しい“パクー”を届けたい!

より良い品質の魚を作り、生産者だけの利益だけではなく、魚を買ってくださったお客様の方々にも最高に喜んでもらえる、おいしくて安心安全で新鮮なパクーを売っていきたいと心から思っています。そして、食べていただいた皆様にファンになってもらいたいです。これは、肉中心のパラグアイの食生活から魚をもっと食べてもらうことで、より健康になってもらいたいという思いも込めています。そのために魚の品質管理は最も重要な課題の一つです。その上で何よりも冷凍施設を充実させることが魚の鮮度を保つためには必要不可欠なのです。

そこで今回は、皆様からのご支援を今後の事業展開に必要となる、-25度まで冷える冷凍機器の購入費用に充てさせていただきたいと考えています。

パラグアイでは魚は鮮魚よりも冷凍で売られることが一般的です。私たちが使っている冷凍庫は、最大で-8度程度までしか下がりません。これでは、完全に冷凍するまでに時間がかかり、せっかくの魚が鮮度を損ねてしまい、商品価値を下げてしまいます。 

今後、よりおいしく安心安全で新鮮な魚を、パラグアイの全ての人に食べていただきたい!そして、近い将来は、ここチャコ地方でつくられた“パクー”を最高のブランドとして認知してもらいたい!

このように考えた結果、私たちは事業拡大に必要な-25度まで冷える冷凍機器を完備したいという並々ならぬ思いから、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。

どうか皆様のご支援を心からお願い申し上げます!

寄付の使い道 

1.冷凍·冷却ユニット、収納用ラック:620,000円

2.設置工事費:140,000円

3.運送費:20,000円

4.パラグアイの消費税:78,000円

5.シンカブル決済手数料+税:121,000円

  1. 諸経費:21,000円 

◢ 寄付の方法 

クレジットカードもしくは、銀行振込からの寄付が可能です。  

〈All-in方式で実施します。〉

目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

感謝の想いを込めてお礼のビデオレターをメールにてお届けいたします!

◢ 最後に、メッセージをご覧ください!



最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

《クラウドファンディングについてのお問合せ先》

レダユース運営事務局 担当 角田までEメールにてご連絡ください。

leda.youth.japan@gmail.com 

日本以外の国にお住まいの皆様へ】

現在、このクラウドファンディングサイトでは、日本以外の国で発行されたクレジットカードを使って寄付することができません。

お手数ですが、下記の銀行口座に送金ください。

◆Beneficiary Bank(銀行名): MUFG Bank, LTD.

◆SWIFT code / BIC code(スイフトコード/ビックコード):BOTKJPJT

 11桁を求められた場合は、下3桁にX(エックス)を加えて、BOTKJPJTXXXとしてください。

◆Branch Name(支店名):MIYAZAKIDAI BRANCH

◆Beneficiary Account Number(受取人口座番号):242-0175855

◆Beneficiary Name(受取人名):ASSOCIATION FOR THE SUSTAINABLE DEVELOPMENT IN THE NORTH AND SOUTH AMERICAS

◆Address(住所):4FB IWASAKI BLDG. 3-11-15 MIZONOKUCHI TAKATSU-KU KAWASAKI-SHI KANAGAWA 213-0001 JAPAN

◆E-mail:office@asd-nsa.com

なお、普通に海外送金すると高額な手数料がかかるので、「Wise」を通して送金することをお勧めします。

Wiseで海外送金する場合

①Wiseのアカウントを作る/ログインする

②送金に関する情報を入力する

③本人確認を行う(本人確認書類が必要)

④Wiseの銀行口座に振り込む

という流れになります。

https://wise.com/ 

海外送金で寄付された方は、お名前とこのクラウドファンディングに寄付した旨をメールください。

一般社団法人 南北米福地開発協会

青年局長 島田賢二

office@asd-nsa.com 




〒2130001

神奈川県川崎市高津区溝口3-11-15岩崎ビル4階B

044-829-2821

https://asd-nsa.com/

代表:中田欣宏 Yoshihiro Nakata

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