かとてつのバースデードネーション

寄付先

一般財団法人 リープ共創基金

誕生日

7月21日

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加藤徹生

支援総額

77,906円

/ 300,000円

25%
  • 支援総額

    77,906円

  • 支援者数

    22人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

救急車の呼び方とヘルプの出し方

2021/7/26 21:53

救急車の呼び方とヘルプの出し方のメインビジュアル

前回の心臓病の手術の際(二回目)は、40度近くの熱が2~3日続き、そろそろ死ぬかな?と思い、ふらふらとかかりつけの総合病院まで自力でたどり着きました。

タクシーを使っても同じような時間だったので、最寄り駅まではJRで移動。途中で朦朧とし、横須賀線でへたりこんでしまい、となりのおっちゃんが腕を貸してくれ、駅員さんのところまでリレーをしてくれました。言葉を交わしたことのない方々の優しさをあれほど感じたことはありませんでした。

さて、駅員さんから最寄り駅のタクシーの運ちゃんにリレーされ、なんと、緊急の患者を断らないという不思議な病院へ移動。ふらふらしながら、医師の検査を待っていると、次々と検査が決まり、入院か帰宅か判断を迷うものの、大事をとって検査入院にしましょう、という医師の判断が下されました。

入院は慣れているものの、救急で運ばれた時に生活用具まで持っていくかどうかという判断はなかなか難しいものですね。翌々日に90台の祖母が生活道具を持ってあらわれた驚愕も忘れられない光景です。(僕は30年前から来年はシヌシヌ詐欺を繰り返されています。)

さて、こんなことを書いてみようと思ったのは、バースデードネーションを頂く代わりに、医療を受けるコツみたいなものをお伝えしようかなと思ったからでした。なにせ、私は医療のヘビーユーザー。公害健康保障、全寮制擁護学校に始まり、障害者手帳一級も頂いているサバイバーなのです。

その中で、全国民が知っていた方がいいと思うことがいくつかあります。一つ目は、救急車の使い方です。

僕が一回目の心臓の手術を受けることができたのは、近所のお医者さんが素晴らしかったからでした。温厚で素晴らしい人柄の先生でしたが、血相を変えて、本日中に必ず、総合病院にかかりなさい!と教えてくれました。その日に総合病院で診断を受けることができなかったら、僕はアウトだったようです。

私が経験した感染性心内膜炎というやつは見過ごされやすい病気で、近くに日本トップ水準の医療体制があることを見越しての判断だったと思います。Y先生、あらためて、ありがとうございました。

さて、私はたまたま幸運に恵まれたわけですが、良い緊急医療に出会うにはどうすればいいでしょうか?私もプロ患者として育ってきたので、自分の治療のついでに色々とノウハウをためることにしました。注射の打たれ方から、救急車の使い方まで。

―――先生、ぶっちゃけ、救急車っていつ呼べばいいんですか?患者としてはためらいもあるんですが?

と私は聞きました。

―――自分で動けなくなった時に救急車を呼べばいいんだよ。だって、運んでくれるためのものでしょ?

と先生は言いました。

ああ、こんな簡単なことなのに、誰も教えてくれないのはなぜだろう、と私は思いました。死ぬ寸前まで余計な我慢をしてはいけない、動けなくなったら、即、119に電話すればいい。

ちなみに、その後、119に電話をしたことが一度だけあるのですが、自分はこんな症状なのですが、救急車を呼んだ方がいいかだけ教えてくださいと連絡し、相談をしました。電話をかけてみると、本当に優しい対応で、症状が続くようなら、もう一度かけてくださいということと、何かあった時のためにあなたがいる場所を教えてくださいという優しい声かけでした。

そういえば、予防のための窓口でもあるので、救急車が必要かどうかも相談すればいいのでした。

そんなことを学ぶに連れ、保健体育の授業の中でそんなことを教えてくれればという思いは募るばかりですが、そこらへんは公私混同しながら進めたいと思います。

さて、こんなことを書いてみようと思ったのは、社会起業家のあり方とヘルプの出し方に通ずるものがあるなと思ったからでした。私が覚えたのは、窓口に電話してどうしたら良いか早めに聞いてみるという単純なことでした。こんな小さなことで救われる命は無数にあるわけです。実は、社会起業家の支援もにたようなものかなと思ったりするのです。

長くなってきたので、次回に続くことにします。


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代表:加藤徹生

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