QWRCスタッフからみなさまへ しろ
2021/8/25 15:15
QWRCにスタッフとして関わるようになって10年が過ぎました。
そこで思うのは、どこかQWRCには、外に自分たちの活動をアピールしていくことに対する不器用さがあって、それは派手ではないけど地道にやっていくといったQWRCイメージを支えてきたように思います。
そのQWRCがシンカブルのような取り組みを頑張っているのは、珍しいことかもしれません。
僕はあまりこの取り組みには関わっていないのですが、その他のスタッフの方々の活動を見ていると、そのスタッフの人たちが長い期間ずっと粘り強くシンカブルの担当者と連絡を取り、いろんなアドバイスを受けてそれを元に考えたり、他の人々と地道に調整や連絡をしながら、この取り組みを進めてきているのがわかりました。
今まではあまり取り組んでこなかったこうしたアピール活動でも、やっぱり今までと同じように進めているのを知って、QWRCらしいドネーションの取り組みだ、という思いを持っています。
日本は、行政や国からの市民活動への援助が乏しいです。
にもかかわらず、大きく変化する現代社会のセクシュアリティに対して向き合いアクチュアルなつながりや支援を作ってくためには、やっぱりいろんな資源にコミットしないといけなくなってきているように思います。
そうした変化の中でもQWRCらしさを生かしながら、こうしたドネーションのシステムに取り組んでいます。
ぜひ、多様な性を生きる人々や女性のためのつながりや支援に取り組んできたQWRCを、このシンカブルにおいても発見してもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
しろ
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