私どもとQWRCとは、お互いが関わる事業を通してつながるようになりました。

この数年、LGBTへの理解は急速に進んでいるものの、まだ多くの誤解や偏見が見受けられます。

異性愛者が自らを異性愛者だと名乗らなくても生きていけるように、性自認・性的指向に関わらず、自分らしく生きてゆける社会。そこに近づけるためには、QWRCのように、LGBTにフレンドリーな社会を築くための取り組み、生きづらさを抱えこんでいるLGBTの人たちを支える活動が大切になるでしょう。

「自分らしく生きてゆける社会」を目指すことは、LGBTに限らず、病気や障害、身体的な特徴、個人の属性などへのさまざまな差別や偏見、ハラスメントをなくすことにもつながっていくと思います。

「遠くの誰か」ではなく「身近なあなた」のために。どうか多くの方に、QWRCの活動をご支援くださいますようお願いいたします。

大阪医療ソーシャルワーカー協会　代表理事　藤田譲