なかよし会の意義
2021/6/29 13:18
こんにちは。
なかよし教室の松井です。今回は「なかよし教室の意義」についてお話しします。
なかよし教室は、障がいのあるお子さんがいる保護者の方々中心になって、他の兄弟と同じように友だちと遊べるようにしてあげたい、そういう場がほしいという願いから、1986年に発足しました。今年で36周年を迎えています。
36年が経った今でも、立ち上げ当初の保護者の方々の願いを大切に、「集団活動」に重きを置いて活動しています。
子どもたちは、学校の後、お家に帰る前の1日の終わりの時間をなかよし教室で過ごします。集団活動ですし、お友だちと関わる中では、楽しいことばかりではなく、思うようにならない気持ちを味わうこともたくさんあると思います。
ですが、人と関わって過ごすことでしか経験できない気持ちがあって、楽しい嬉しいはもちろん、そうでない気持ちも安心して経験してほしいと思っています。
子どもの発達のペースには、個人差もあります。集団活動を通じて、固有のペースや特性、その子自身の気持ちに寄り添いながら、人とよりよく生きていく力を楽しみながら、身につけていける、家でも学校でもない居場所が、なかよし教室です。
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