『いただいた気持ちを大事に持って、未来につないでいきます』
2021/7/31 13:55
こんにちは。なかよし教室の松井です。
時間が経つのは早いもので、6月末から始まった今回のキャンペーンも、あっという間に本日が最終日となりました。
4月に行われた報酬改定を受けて、これから先、どこまで活動を続けていけるのだろうかと、なかよし教室の未来を考えては、不安な気持ちになっていました。
そこから、あれこれ考える中で、たどり着いたのが、今回の「なかよし応援団増員キャンペーン」でした。
なかよし教室としては初めての試みでしたので、今回のキャンペーン実施に至った経緯等も含め、なかよし教室という場所の存在を知っていただき、私たちの想いが誰かに届くことがあるのか、心配な気持ちを抱えて、キャンペーンのスタートを切ったように思います。
ですが、キャンペーンを続けていくうちに、たくさんの声をいただくようになり、心配な気持ちは薄れていきました。
それは、「なかよし教室は、多くの方に温かく見守っていただき、支えていただいている場所である」ということを実感したからです。
なかよし教室という場所に関わる全ての方に、感謝の気持ちでいっぱいです。心より、ありがとうございます。
なかよし教室に来て、笑顔を見せてくれる子どもたちがいること、
お子さんをいつも快く送り出してくださる保護者の方がいること、
子どもたちとの日々の時間をともに過ごし、
向き合える職員という仲間がいること、
マンスリーサポーターや振替用紙にて応援団となって、
お気持ちを届けてくださった方がたくさんいたこと、
キャンペーン実施にあたり、急なお願いにもかかわらず、
快く活動報告記事の作成を引き受けてくださった方がいたこと、
今このページを見てくださっている方がいること、
なかよし教室の日々を支えてくださっている方を挙げ始めたらきりがありません。
なかよし教室がなくなってしまうことは、もちろんあってはならないことです。
けれども、それ以上に、なかよし教室のことを「大切な場所」と思ってくださっている方や、活動の趣旨に共感して、応援して下っている方の気持ちや想いが途切れてしまうことの方が、私は、もっとも避けたいことです。
いただいた温かい気持ちを私自身も大事に持ち続け、未来につなげていきたいです。そのためにも、子どもたちとの時間をより一層、丁寧につくり続けていこうと思っています。
今回のキャンペーンを通じて、なかよし教室のことが、また更に好きになりました。
そして、なかよし教室に職員として身を置き、日々子どもたちと活動できている今が、とても幸せです。
なかよし教室は、まだまだ未熟な場所ではありますが、子どもたち一人ひとりが、お友だちや職員と関わりながら、社会で生きていく力を楽しく身につけていけるような活動を続けていけるよう、今後も努力を続けていきたいと思います。
これから先も、末永く見守っていただけましたら嬉しいです。
みなさま、最後の最後まで本当にありがとうございます。
このページをお読みいただいている皆さまの毎日が、少しでも健やかなものとなりますように願っています。
2021年7月31日 なかよし教室 松井 智江
『今日の活動は』
2021/7/30 21:21
こんにちは。なかよし教室の松井です。
セミの鳴き声を聞く度に、暑さが増すように思います。
本日の活動は、「工作」でした。
その時々の季節を感じられるよう、季節の工作を実施しています。なかよし教室の壁は、子どもたちが作ったものが貼られています。
「夏といえば」みなさまは、何を思い浮かべるでしょうか。夏の風物詩は、たくさんありますよね。
今回の工作では、風船を使った「お魚」を作りました。
活動で子どもたちが作るにあたっては、一応見本を作ります。ですが、子どもたちが完成させたものを見ると、作品ひとつひとつにその子の持ち味が反映されています。
工作の目的は、見本通りに作ることでも、きれいな作品を作ることでもありません。
子どもたち一人ひとりが、自由な発想で作品づくりに取り組んで、「できた!」と感じられることを大切にしていきたいです。
子どもたちの作った風船のお魚を見ていただいて、ほっこりしたお気持ちになっていただけたら嬉しいです。
今回のキャンペーンも、明日が最終日となります。この期間を通して感じたことは、また明日改めて綴りたいと思います。
みなさま、いつもありがとうございます。
たくさんの応援ありがとうございます。
2021/7/29 12:42
こんにちは。なかよし教室施設長の藤本です。
この度は、なかよし教室を応援してくださり、ありがとうございます。 マンスリーサポーターとして応援してくださった方、払込用紙にて応援して下さった方、現在、50名を超える方に温かいご支援をいただいております。
今回初めての試みでしたが、このキャンペーンを通じ、たくさんの方々から励ましのお言葉をいただきました。懐かしい方々からのお手紙やお電話、多くの皆さんの活動報告に元気をいただけたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
4月に行われました報酬改定により、なかよし教室は存続の危機にあります。 福祉サービスとはいえ、時代の流れにうまく乗りながら、運営をしていく必要があるとも思っていますが、3年に一度行われる改定により、毎回のように、国から違う見解を示され、現場は、その対応に翻弄されてしまっているのが実情です。
子どもたちの成長、発達を願いながら、日々支援のあり方について模索し、実行していくことが私たちの本来の業務です。 しかし、この状況下では、当たり前のことができずにいます。
それでも、なかよし教室の職員は、子どもたちの成長を信じ、懸命に活動をしてくれています。
今回は、なかよし応援団となっていただける方を募り、寄附金を集めたいという思いもありましたが、多くの方々になかよし教室を知っていただく機会となり、とても嬉しく思っています。
障がいのある子どもたちが、喜怒哀楽を素直に表現できる場として、お友だちと一緒に成長していく場として、なかよし教室が活動を続けていけるよう、今後も、職員一同努力を重ねてまいります。
キャンペーンも残すところあと3日となりました。
ひきつづき応援のほど、よろしくお願いいたします。
変わらない原動力
2021/7/28 12:42
みなさま、こんにちは。なかよし教室の松井です。活動報告記事を覗いていただいている方、ありがとうございます。
本日は、私の頭の中にあることを記事にしていきたいと思います。取り留めがないかもしれませんが、お付き合いいただけたら嬉しいです。
放課後等デイサービス、もしくは、なかよし教室において、「よい活動って、なんだろう」ということ。これは、定期的にぼんやり考えるテーマのひとつです。
円滑に活動を進めるために、活動の準備を念入りに行う。細かくシミュレーションした上で活動に臨む、これらも欠かせないことではあるかもしれません。
けれども、活動をしていると、想定していなかったことが必ず起こります。でもそれは、「活動しているから、関わっているから」こそ起こることだとも思います。
結局のところ、「よい活動」とか「正しい活動」の定義は、無いのかもしれません。というより、それは、私が決めることではないのかもしれません。
「子どもたちにとって、より良い放課後の場とは?」を考え続けることをやめてはいけないとは思います。
でも、私たち職員がどんな場面でも気持ちに余裕を持っていれば、子どもたちはのびのび過ごせるのかもしれませんし、その逆もあります。
どんな活動も、集団活動は各々の相互作用で成り立っていることは間違いありません。
よい活動をしなくてはならないと頭でっかちにならず、どんな場面でもみんなで楽しめる、自分が楽しもうとする気持ちの余白を常に持っていたいものです。
こんな活動ができるといいな、ということは、日々変化していくかもしれませんが、やってみよう!と考え、実際に行動してみることができる原動力は、いつだって「子どもたち」にもらっていると感じています。これだけは、私の中に、いつも変わらずにあることです。