たくさんの仲間に支えてもらった二度目の産後
2021/6/29 14:33
こんにちは。中桐昌子です。
人生初のバースデードネーション、10日間で49名のみなさまから、103,486円のご寄付をいただきました!
当初の目標金額80,000円を超え、またネクストゴール100,000円を超えるたくさんのご寄付、そして温かいメッセージを、本当に本当にありがとうございました!
「50組のカップルに産後ケア」を届けるため、ともに共同代表を務める、山本裕子さん(ひろりん)のバースデードネーションがスタートしております。(6/26-7/4)
https://syncable.biz/campaign/1730/
引き続き、応援よろしくお願いいたします!!
バースデードネーションの締めくくりに、私自身の2度目の産後を振り返ります。
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初めての産後は、重度の乳腺炎を患い、出産よりも痛い乳腺切開手施術、丸2か月の寝たきり生活…と、まさに怒涛すぎる産後を経験した私。
二度と同じ経験はしたくない…でも、またあんな辛い思いをしたらどうしよう…と、二度目の妊娠中から不安で仕方ありませんでした。
そんな想いをインストラクター仲間に話したところ、
「その不安な思いはパートナーには伝えられている??」
と問いかけられたことで、こんなにも来たる産後が怖くて不安なのに、一番身近にいる夫には伝えられていないことに、心底はっとしました。
すぐさま、夫に伝えようとしました。前回の産後が辛かったこと、同じ経験をするのではないかと怖い思いでいること、次の産後は健康に過ごせるよう、全力でサポートしてもらいたいと思っていること。でもいざ夫を目の前にすると、言葉よりも涙が溢れてくる。うまく言葉で伝えられない。そんな自分がはがゆくてまた涙が出る…。本当の意味で自分の想いが伝わるまでに数回話し合いをしたと思います。
そんなこんなでやっと私の想いを理解した夫の行動は…すごいものでした。
夫の両親に、改めて産後のサポートに協力してほしいと、夫婦でお願いする場をセッティングしたり、産後のタスク表(産婦の世話、赤ちゃんの世話、上の子の世話、食事作りや洗濯、掃除など)を自ら作って、サポート手配したり…。
両家の両親はもちろん、兄弟家族、マドレボニータの事務局スタッフやインストラクター仲間、地域の産後サポートサービスなどなど…ありとあらゆる方の手を借りて、二度目の産後は本当にゆっくりと養生することができました。
体を休めることができたのはもちろん、みんなにこんなにも支えてもらっているという精神的な安心感も大きかったと思います。
産後、入れ替わり立ち替わり、たくさんの仲間たちが、産後の体にいい食事を持って、産後ヘルプに来てくれました。たくさんの方に沐浴していただいた写真は今でも宝物として、アルバムに納めています。
こんな風に、たくさんの方たちにサポートしてもらえたことを、子どもたちにはアルバムを見る度、伝えています。
産後は、母親だけ、父親だけで乗り切れるものではなく、地域で、社会で、みんなで支えていくもの。
それは自分たちが健全に過ごせることに留まらず、私たちの子どもたち、次なる世代の人たちにも脈々と繋がっていく大切な産後の在り方だと思っています。
みんなが幸せに生きていくための原点が『産後』にある。
そんなみんなが健康に幸せに迎える産後の備えを、カップルでともに取り組んでいただきたいのです。
『すべての家族に産後ケア』
その最初の一歩として、一組でも多くのカップルに産後ケアを届けてまいります!
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