小島慶子さん、キッズドア渡辺理事長とクラブハウス開催!
2021/5/7 08:00
5月4日(火)20時から、エッセイスト小島慶子さんがクラブハウスでバースデードネーションについてお話しする機会を作ってくださいました!
クラブハウスでは、コロナ禍で困窮するご家庭の子どもたちの現状についてキッズドア渡辺理事長からじっくり伺いました。
▼こどもの日にーまず「格差がある」ことを認めることから始めよう
https://note.com/yumikowatanabe/n/nd3f0a92589b4
渡辺さんの上記のブログからも子どもたちの置かれている環境について詳しくかかれているので、引用させていただきます。
「勉強をする環境はとても大事で、家があるだろう、と言われるがすべての人が自分の部屋を持っているわけではないし、静かな環境とも言えない。」
「 狭いアパートでは、なかなか勉強する気にならなくて、ショッピングセンターのフードコートでやっていました」
「受験が、課金と情報戦の部分もあり、格差が大きく、クラスメートの話しを聞いて愕然とすることもありました」
「 本当は予備校に通いたかったです。通っている仲間がどんどん成績をアップさせているのを知ると、自分だけ取り残されてしまっているような気持ちがしました」
「大学共通テスト2万円は負担があり過ぎます。みんながみんな親が払ってくれるということではありません。子どもが払う場合が少なくありません。私には、高くて大学共通テストを諦めました。どうか、少しでも検定料を考え直してもらえると幸いです。」
「せめて「共通テスト」は無償にして欲しいです。受験料が払えないと、受験資格すらないのは辛いです。」
参加くださったお母さんからは、
「赤本も高くて買えない」
「子どもが携帯電話で高額な課金をされてしまった」
…などといった声も。
コロナ禍で学習環境が大きく変わったり、対面の授業が減り、よりネットを通した情報戦となっていく中で、経済格差による教育格差はますます広がっていくリスクを感じました。
キッズドアでは、iphoneの貸与、学習支援などを行っています。能力、意欲ありながら進路をあきらめてしまう子どもが少しでも減りますように。
バースデードネーションを通して、キッズドアの活動をより多くの方に知っていただき、たくさんの方とともに支えることで、支えあう社会の一歩になればと願っています。
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