シリアの子ども達に一緒に夢を届けませんか?
2021/5/31 16:48
「シリアの子ども達に一緒に夢を届けませんか?」
Piece of Syriaはこれまでに、シリア国内でどこからも支援が届かない地域にある小学校・幼稚園に、「先生のお給料」「越冬支援(灯油とストーブ)」「生徒像に対応するための教室の増設」を届けてきました。
2020年のクラウドファンディングでは、250名の方から360万円ものご支援をいただき、400人の子ども達が勉強できる環境を守ることができました。
https://readyfor.jp/projects/pos2020
「子ども達は学校が大好きで、家に帰りたがらないくらいなんだ」と現地パートナーのウサマは話します。
10年前の戦争前までは100%近かった就学率だったシリアでしたが、長引く戦争で教育を受けていない期間のある子ども達が出てきました。授業についていけなくなると、子ども達は学校に戻りたがりません。戦争のトラウマで外出を怯える子ども達もいます。
だからこそ、「まずは子ども達が学校が楽しいって思ってもらえることが大事なんだ」と、体を動かしたり、絵を描いたりするアクテビティを実施しています。戦争を体験した子ども達が「学校が大好き」と話してくれるのは、すごい成果なんです。
今回のキャンペーンでパートナー会員【150名】が仲間に加わっていただくことで、今までのシリアに加えて、トルコで難民として生活するシリアの子ども達向けの補習校の支援を実施することができます。
今までも、Piece of Syriaはトルコの補習校に机の支援や、母親学級の保存食作りワークショップの支援を実施してきました。そして、コロナ禍による経済悪化により、閉鎖の危機になったことを受けて、Piece of Syriaとして、100人の子ども達が通う補習校の継続的な支援を実施することを決めました。
トルコの学校に通うことが難しかった6歳〜15歳の生徒が、この補習校に通ったことで、90%が学校に戻ることができるようになりました。こちらでも「帰りたくないほど楽しい」と子ども達が話しているそうです。
シリアの戦争が始まって10年が経ちましたが、まだ戦争は終わっていません。
未来を描くのは難しい状況です。
それでも、私たちが支援するシリアの子ども達は、将来の夢を語ってくれます。
医師・教師・エンジニア・警察・建築家…
「子ども達は戦争があったと理解しているんです。だから母国であるシリアを復興するような夢を描く」と現地の先生が教えてくれました。
一度は学校が怖くなった子ども達が「行きたい」と思えるようになり、夢が描けるようになった補習校は、あなたの想いで運営することができます。
1日100円のご支援で、1人以上のシリアの子ども達が教育を受けることができます。
是非、この機会に一緒にシリアの子ども達に夢を届けましょう!
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