皆さま、こんにちは。

Piece of Syria社会人メンバーの吉田明子です。

弊団体では、トルコで避難生活を送るシリアの子ども達を対象に、提携団体であるNGO（Education Without Borders）を通じて補習校の運営及び教員への給与の支払いを行い、90人の子ども達への教育機会を提供して参りました。その背景には、アラビア語話者のシリア人がトルコ語で公立学校の授業を受けるため、学習の遅れや差別などが多発し、多くの子ども達が不登校となる現状があるからです。

私は4～5年前から、同問題の実態を知りたいと、大学院時代にはヨルダンで様々な補習校や教育現場を訪問し、自分の目で子ども達が置かれている状況を確かめてきました。その中で、不登校となった子ども達に教育機会を提供することで、以下のような良いサイクルが生まれることに気が付きました。

補習校での授業に参加⇒自分のペースで学ぶことができ、能動的に発言する機会に恵まれ、少しずつ自信を持てるようになる⇒仲間たちと学ぶことが楽しくなり、学習意欲が沸く⇒子ども達に目標が生まれ、将来の夢や希望を持つようになる⇒子ども達だけでなく、ご家族の希望にもなる

このようなサイクルはヨルダンの教育現場のみならず、弊団体が支援している補習校でも同様です。そこで、マンスリーファンディングを通して、子ども達の将来に繋がるような持続可能な教育機会を提供できればと思っております。

皆さまと一緒に、子ども達をサポートできれば幸いです。何卒ご協力の程、よろしくお願いいたします。

吉田明子