「ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション」の受け入れ枠について

2023/12/2 12:17

いつも温かなご支援を賜りありがとうございます。

引退馬協会事務局よりご報告です。

ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション(33歳BD)を実施してから約2年半が経過いたしました。

そこで、今までの受け入れ馬の現状と収支状況、並びに今後の受け入れ余地についてご説明いたします。

受け入れ馬と毎月の収支及びリスク管理について

33歳BD終了後にフォスターホース(FH)として受け入れ、現在も元気に暮らしている馬は「別表-1 ナイスネイチャ・33歳のバースデードネーション受⼊⾺の⽉額会費と基本預託料」の17頭です。


これ以外に、3頭(アサヒライジング号、セイクリムズン号、オオシマパンジー号)は引き取り後に残念ながら亡くなったため、33歳BDで受け入れた馬は合計20頭でした。

  注)テイエムプリキュアは当初33歳BDの受け入れ馬として発表しましたが、重賞馬の母枠を空けるために35歳BD受け入れ馬に変更しました。

なお、各FHのフォスターペアレント(FP)会員数及び各馬の功労馬助成金(ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによるもの)並びに毎月の預託料総額は以下の通りです。

本年11月(単月)において、対象馬のFP口数は411口、会費の総額は1,642千円、また助成金総額は170千円で、合計の収入額は1,812千円となっております。

一方、預託料としての支出合計額は1,646千円にとどまっております。

たくさんの会員に支えられ、FH制度は相互扶助によって成り立っていることもあり、現在は皆様の会費等で全体としての預託料を賄えることができております。

33歳BDでは、「FP会員様が十分に集まらなかった場合に備え、寄付金総額の30%を長期のリスクに備えたプール金として管理します」とご説明し、1,200万円を別途管理いたしました。

しかしながら前段でご説明した通り、現状においてはそのリスクは低下しているものと判断するに至りました。

よって、プール金1,200万円の内その半分にあたる600万円を減額し、FHを受け入れるための資金として振り戻すこととしましたのでご報告いたします。

このような決断ができましたのも、33歳BDにご参加いただいた皆様並びに各馬のFPとして会員になってくださった方々のご協力の賜物であり、深く感謝申し上げる次第です。


今後の受け入れ枠について

上記、「ナイスネイチャ33歳のバースデードネーション 2021年5⽉〜2023年10⽉⽉別収⽀」をご覧ください。

全期間を通じての寄付金入金額は、継続寄付を含め4,092万円(p.2 黄色セル)でした。

一方、クラウドファンディング開始時から2023年10月末までのプール金と支出総額は4,221万円であります(p.2 青色セル)。

よって、プール金の半額(600万円)を受け入れのための基金として振り戻した後の金額(残余金)は「471万円」となります(4092万円-4,221万円+600万円)。


33歳BDにおいては、1頭につき概算で150万円をご寄付の中から拠出することとしております。

よって、上記残余金471万円を150万円で割った「3頭」が33歳BDの今後の受け入れ枠の数となりますのでお知らせいたします。


今後も1頭でも多くの馬を受け入れられるよう尽力する所存ですので、皆様のお力添えのほどよろしくお願いいたします。


                                 引退馬協会 事務局



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