マンスリーファンディングが開始しました!
2021/5/6 20:50
みなさま、こんにちは!
任意団体Service Beyond Horizon代表、熊谷拓己です。
私たちは、ケニア西部の湖に浮かぶ小さな島、「ムファンガノ島」の学生にコンドームの使い方や、性感染症の感染経路などを学ぶ機会を提供し、エイズゼロの世代を創ることを目標に活動しています。
この度、マンスリーサポーターを30名募集することで
①活動に必要な教科書を400冊、講師給与を調達し、活動を継続すること
②たくさんのサポーターの方々と共に前に進んでいくこと
の2つを達成したいと考えています。ここでは②について説明させてください。
・「1人で前に進むのが怖い」を「みんなで前に進んでいく」に。
この活動は、昨年僕がムファンガノ島に滞在していた時に始めたものです。始める前から「ただの学生が国際協力をプロジェクトとして始める」ことの難しさはわかっていましたが、やってみると想像以上のものでした。
HIVテスト受診を促すために始める予定だったネットカフェが島の区画整備に伴い破壊されたり、島の発電機が壊れ、ケビンと連絡が取りにくくなったり、調べてみると「性教育」だけでは解決できない問題だということがわかってきて、島の問題の複雑さに足がすくむような思いをしたり…
もともと長男で人に頼るのが苦手な性格もあり、たくさんのことを1人で抱え込んでしまって、先に進むのが怖くなり、何もできなくなる時期もありました。
それでも、現地のケビンとの連絡を取るのだけはやめませんでした。毎週のように聞かされる現地の様子の話に不安を覚える一方で、背筋を正されるような気持ちにされる自分がいることに気づきました。
「僕がエイズゼロの世代を創りたいんだ。」背筋がまっすぐ伸びると、島にいたときにケビンが僕に話してくれた夢の話を何度も思い出しました。
怖くて、何度もやめようと思いました。でも、やめようと思えばやめられたのにやめなかった。それはきっとこれから、ケビンの創る島の未来を僕も一緒に紡いでいきたいから。でも、やっと学生を卒業したばかりの僕1人にできることなんてたかが知れています。だから、みなさんの協力が必要です。
今回のマンスリーサポーター目的は活動に必要な教科書のための資金を集めることですが、それ以上に、僕とケビンと一緒に島の未来を一緒に作ってくれる人を増やしたいのです。僕がまたいつか怖くなって足がすくんだ時に背中を蹴っ飛ばしてくれる人。僕たちにはないアイデアをくれる人。応援してくれる人。時には、厳しく批判してくれる人。
僕がいつまでも、1人の臆病者でいたら何も変わりません。だから、いろんな人を集めて、皆さんと前に進んで行きたいのです。
サポーターのみなさんを、Facebookのグループに招待します。そこで一緒に僕とケビンと、これからの島の未来を一緒に作っていただけないでしょうか。もう、「1人で進む」のは終わりにして「皆さんと一緒に」進んで、ムファンガノ島の未来を創りたいのです。
まだまだ未熟者の僕ですが、自分にできることをまた見つけて皆さんと一緒に前に進んでいきたいと思っています。このマンスリーファンディングはその一歩目です。みなさんのご協力、よろしくお願いします!
Service Beyond Horizon代表
熊谷拓己
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