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生演奏をすべての人に!~目の不自由な方へ生演奏を届けるためのマンスリーサポーター募集~

寄付先

NPO法人 パフォーマンスバンク

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鈴木浩之

支援者数

57人

/ 50人

113%
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  • 支援総額

    50,831円

  • 支援者数

    57人

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    終了

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キャンペーンは終了しました

たとえば、こんなコンサートがありました!~晴れの日コンサート編~

2021/5/10 12:32

たとえば、こんなコンサートがありました!~晴れの日コンサート編~のメインビジュアル

パフォーマンスバンクの田中です。

当団体のキャンペーンページにお越しいただきありがとうございます!

今日は私たちがこれまで力を入れて取り組んできたプログラムの一つ「晴れの日コンサート」についてご紹介します。

晴れの日コンサートは「普段よりちょっといい」をコンセプトにしたコンサート。

日本には「ハレとケ」という伝統的な言葉があり、「ケ」の日とは普段の日常、「ハレ」の日とはお祭や季節行事がある非日常を意味することから、この名前を付けました。

私たちが定期的にコンサートを開催している訪問先からも「年に何回か行うお祭に合わせてコンサートを開催したい」というお声がありました。そのご要望に応えるべく、普段のコンサートとは一味違う特別なコンサートをつくろう!と新たにスタートさせたプログラムが、晴れの日コンサートです。

晴れの日コンサートの最大の肝は、演奏者が聴き手とコミュニケーションを取りながら進める双方向型プログラム。演奏者から聴き手への一方向的な演奏スタイルではなく、聴き手が主体的に参加でき、歌ったり対話したり、身体を動かして音楽を楽しめる仕掛けをつくっています。

準備過程では毎回試行錯誤の繰り返しです。特に難しいと感じるのは訪問先とのプログラム調整。私たちが演奏を届けるのは、普段演奏を聴きに行くのが難しい方です。身体が自由に動かなかったり、保護者のサポートが必要だったり、訪問先によってお客様の状態は様々で、それを理解した上で適切な配慮が必要です。一方で晴れの日コンサートは聴き手との双方向性が大事な要素なので、配慮しながらも積極的にコミュニケーションを取る必要があり、この両立がなかなか難しい。でも面白い。訪問先に合わせたコミュニケーションの取り方を考え、最適なプログラムをオーダーメイドするのはやりがいがあります。

演奏者との連携も大事です。双方向型という前提を理解していただき、聴き手を巻き込む演出方法を一緒に計画します。聴き手の反応に応じて演出方法も変わるのが難しい部分なので、当団体スタッフが柔軟にフォローできる体制も考えました。

晴れの日コンサートは普段のコンサートに比べて細かな調整が多いですが、手間をかけないとできないような演出ができるので、本番では普段以上の盛り上がりを見られるが醍醐味です。

私が携わった晴れの日コンサートの一つに、神奈川県の障害者福祉施設で行ったコンサートがあります。50名ほどの親子連れのお客様に歌とギターとピアノによる演奏を届けました。初めは緊張気味だった子どもたちが、少しずつ一緒に歌ったり、話しかけに答えてくれるようになり、終盤には一緒に踊ってくれるほどに心を開いてくれたのです。全身で踊る子どもたちの笑顔が印象に残っています。演奏者と子どもたちがハイタッチする場面もあり、心のつながりが見えた瞬間でした。

晴れの日コンサートは演奏者と聴き手の交流が生まれる場です。音楽の双方向性を最大限感じることができ、音楽が心をつなぐ架け橋になることを教えてくれます。生演奏の楽しさをすべての人に届けるために、音楽を届ける場づくりを探求し続けたいです。


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