日本ハビタット協会職員、太田からのメッセージです!
2021/4/12 21:59
みなさん、こんにちは!日本ハビタット協会の太田です。いつもあたたかいご支援や応援ありがとうございます。
今回、こうして再度、それも継続支援という形で皆様にご支援をお願いすること、迷いながら今回のキャンペーンを準備してきました。それでも、私はコロナにも負けない住み続けられるまちづくりを実施したいという思いを止めることができず、こうして皆様にご支援を呼びかけています。
2017年、正職員となり、初めてラオスのセニャブリー県を訪れたとき、村の人々から、「山の木が少なくなってしまったから苗木が欲しい。苗木は高くて買えないから、日本の支援で買って欲しい」と口々に言われました。
苗木を提供するのではなく、苗木を作るための技術指導をすると説明すると、中にはそんな時間がかかることより、すぐ苗木が欲しいと言う方もいました。
それでも、 県の農業局の方と協力しながら、事業を実施し、一年後村を訪れると「苗木を作るなんて時間がかかると思ったけど、その過程で作った苗木も販売することができた。山にも十分木を植えることができたし、今は、親戚にも作り方を教えている。活動を広げるために、苗木や育った果樹をもっと販売したいが、販路を拡大する方法はないだろうか」と相談されました。
村の人からの要望や相談内容がすっかり変わり、確実に自分たちで道を切り開こうとしていることが実感でき、本当に嬉しく、これこそまちづくりのあるべき姿だと感じました。
現在、コロナ禍で、世界中が閉塞感を抱えています。その中でも、地域の人たちが力を十分に発揮できるよう、私たちの事業で少しでもお手伝いしていきたいと感じています。皆様からのご支援お願いいたします。
キャンペーンもいよいよ最終週です!さらに私たちのまちづくりの仲間を増やすためにも、皆様もぜひ、キャンペーンについて、いろんな方に広めていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
← 活動報告一覧へ戻る