本日、設立20周年を迎えました!
2021/3/16 18:36
日本ハビタット協会は本日、設立20周年を迎えます。
私たち日本ハビタット協会は、国連ハビタットと連携しながら、人間居住の問題に対する取り組みの重要性を広く一般に広報するために、当時国連ハビタット親善大使を務めていたマリ・クリスティーヌ副会長を中心に設立されました。
1997年に福岡に設立された国連ハビタット福岡本部は、アジア太平洋地域での、スラムや紛争地、災害被災地での居住環境改善事業に取り組んでいました。そうした国連ハビタットの取り組みや、事業について、当時は日本での認知度も低かったため、市民の目線から、その重要性について、広報していくことが私たち日本ハビタット協会の目的です。
20年前、2001年3月16日には、当時の事務所で、山本専務理事と、女性スタッフ2名が、団体設立のためのあらゆる事務作業や、最初の一大イベントである4月26日の設立理事会と設立祝賀会に向けた準備を開始しました。
20年間の活動の中では、アフガニスタンでの紛争復興支援から、カンボジアでのスラムの居住環境改善支援、スマトラ沖地震の災害復興支援に国連ハビタット福岡本部に協力しながら、取り組んできました。 そして、私たち自身も、国連ハビタットが目指す「住み続けられるまちづくり」や住民主体のまちづくりのプロセスである”People’s Process”という理念を共有し、それらを体現する事業を実施しようと、ラオスやケニア、国内の災害復興支援での自主事業も実施してきました。
住み続けられるまちづくりを実現するには、先進国でも、途上国でもまだまだ解決すべき問題がたくさんあります。これからの10年、20年も、日本そして世界の人々と協力しながら誰もが安全で安心して暮らせる住み続けられるまちづくりの実現に向け、歩みを進めていきたいと思います。
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