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震災から10年、東北に出会う「きっかけ」をつくり続けたい。“美味しい”でつながるマンスリーサポーター50名募集!

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NPO法人 きっかけ食堂

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NPO法人きっかけ食堂

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応援メッセージ② 〜きっかけ食堂 理事 落合絵美さん 〜

2021/3/11 13:54

応援メッセージ② 〜きっかけ食堂 理事 落合絵美さん 〜のメインビジュアル

NPO法人きっかけ食堂 理事/株式会社Kiss and Cry 代表取締役

落合絵美さん

震災からもう10年ですね。みなさん、どのようにお過ごしでしょうか。

あの日、人生が変わったという人はたくさんいると思います。実際に被災された方と比較はできませんが、私も大きく人生が変わった一人です。

その日は、責任者として準備していたあるプロジェクトが動き出した日でした。14時に一段落して、ホッとして会社のそばの定食屋さんで遅い昼食を食べていると、感じたことのない揺れ。驚いて動けない私を、店のマスターが引っ張り出して店の外に出ると、青い空に電柱がたわむように揺れていたのを覚えています。そして、立ち上げたばかりのそのプロジェクトは、そのまま終了となりました。

私の人生はこの先どうなるんだろうと思っている中、東北に向けて活動をしだす仲間たちの姿が目に入りました。現地に駆けつけて救助活動に乗り出す人、支援団体を作る人、個人で情報発信をする人、支援物資を集めて現地に届ける人。私個人は東北に縁がなかったものの、必死になって活動する彼らの波に押されるように、私も微力ながら東北支援活動に乗り出しました。

そして、あっという間に10年です。

東北で出会った人々、巡った地域、東京からの後方支援活動。顔、顔、顔。たくさんの、みんなの顔が浮かびます。

人の役に立てたと感じたときもあれば、無力さに悔しくて涙した日もありました。お手伝いをしたいのに結局何も出来ず、中途半端なことをしてしまって謝りたい人の数は数え切れません。

たくさんの人が亡くなって、たくさんの人の人生が変わった日を、軽々しく「きっかけ」と言ってはいけないのかもしれませんが、私にとって3.11は、大いなる「きっかけの日」でした。

東北という地域とそこに住む人との、熱くて深くて、ときに辛いこともあるけれど温かい絆が、私の人生を厚みのあるものにしてくれました。

今こうして、きっかけ食堂の理事としてみなさんと一緒にいられるのも、震災がなければあり得なかったことです。

きっかけ食堂は、かつて私が支援していたNPO法人が企画した大学生向けのプロジェクトの参加者たちが、その後も自発的に活動し続けた結果生まれたものです。食を中心に、大好きな東北との絆を結び続けていく、理事の私が言うのもなんですが、あたたかいプロジェクトです。

あの時、熱く東北に関わっていたみなさんも、10年経って環境が変わったり、暮らしぶりが変わったという人もたくさんいると思います。昔のように頻繁に東北に通ったりは出来ないけれど、何かしら、東北との絆を深めたり、東北での日々を思い出すきっかけがほしい。そういう方は、ぜひきっかけ食堂を通じて、東北を感じてください。うまい食事と、熱くて面白い東北のみなさんに出会えます。



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東京都中央区日本橋蛎殻町井川ビル2F

https://kikkake-syokudo.org/

代表:原田奈実

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