シリアにおいて市民が民衆蜂起に身を投じてから3月で10年が経過しました。NPO法人Stand with Syria Japan(SSJ)では、シリア革命10周年を記念したオンラインイベントを開催いたします。
本イベントでは、シリアより遠く離れた日本より「シリア支援」に尽力してきた中心メンバーが登壇し、シリアの民衆革命の歩み、国際社会の対応、日本におけるシリア問題に対する言説を振り返ると共に、今日のシリア人が抱く想いや未来への希望に向き合います。その上で、10年を経た今、シリア革命はどこに向かうのかを検討し、同時にいかなる支援が私たちにできるのか考えるイベントとなります。
登壇メンバーはそれぞれ専門家として当事者であるシリア人と非常に深く交流をしており、そのような彼らだからこそ語り合える内容のトークとなります。シリア危機の“戦況”という視点ではなく、そこに懸命に生きる市民の目線で、この10年を皆様と一緒に振り返る機会となることを一同願っております。
今回は革命記念イベントのため、Facebookでも同時ライブ配信いたします。
入場料は無料となりますので、ぜひSSJへのご寄付をご検討ください。
◎お申し込みはこちら:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_X04Jk7IYQESUMqgacpohew
*ご登録完了後、登録時のメールアドレスに招待用URLをご案内いたします。ご登録前に@zoom.usのドメインを受信可能な設定かご確認ください。登録後メールが届かない場合は迷惑メールボックスをご確認ください。
*Facebookイベントページにて参加を選択しても、zoom側にて参加登録になりませんので、上記の申し込みURLよりご参加登録ください。(別途、当日はFaceBookLiveにて同時ストリーミングも行います。こちらでご覧になる場合は登録不要です。)
----セミナー詳細----
- シリア革命10周年記念イベント -
「民衆蜂起の軌跡、終わらない人びとの闘い、私たちのこれから」
◇日時:2021/03/28(日) 20:00-22:00 [日本時間]
◇会場: Zoom
◇言語:日本語
◇参加費:無料
◎お申し込み:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_X04Jk7IYQESUMqgacpohew
◇プログラム
20:00 セミナー開始
20:00 メイン・トーク(対談)
・「シリア革命の軌跡:彼らが命をかけて求めたもの、決して終わらない夢」
メインスピーカー:山田一竹 (SSJ理事長・東京大学大学院博士課程[シリア強制失踪・収容所拷問研究])
・「踏みにじられる故郷:シリア人女性との歩み、考古学者として」
メインスピーカー:山崎やよい (SSJ監事・イブラ・ワ・ハイト発起人・東京大学総合研究博物館学術専門支援員)
モデレーター:山澤宗市 (SSJ副理事長・アビームコンサルティング)
21:30 会場とのQ&Aセッション
22:00 閉会
*セミナー形式ですので、皆様のお顔が映し出されることはございません。お気軽にご参加ください。
*お問い合わせ:info@standwithsyriajp.com
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◎登壇者プロフィール
・山田一竹
NPO法人Stand with Syria Japan理事長、東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム博士課程在籍。2019年、東京大学同研究科より修士論文「広義のジェノサイドの発現を巡る一考察–シリア革命における民衆の殲滅を事例に−」で修士号(国際貢献)取得。現在ドイツ・ベルリンを拠点にシリアにおける人権侵害、特に強制失踪と拷問を専門に研究、並びに、シリア人被害者組織と共に正義を求める活動を展開。2020年10月28日より4日間にわたりベルリンのロシア大使館前でシリアの全失踪者の解放と情報開示を求めるために実施したハンガーストライキには多くの犠牲者家族が参列し、シリア国内でも大きな話題となった。
・山崎やよい
考古学者。シリア女性の⾃活⽀援プロジェクト「イブラ・ワ・ハイト」発起⼈。NPO法人Stand with Syria Japan監事。1989 年よりシリア第2の都市アレッポをベースに活動を続ける。テル・アバル、テル・コムロック発掘調査、テル・ハディヤ発掘調査、テル・ベイダル発掘調査、アインダーラ神殿遺跡修復事業などに参加し、シリア国⽴立アレッポ⼤大学考古学科講師を歴任。2020年12月より東京大学総合研究博物館学術専門支援員としてシリア北部の考古学調査に携わる。
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