シリア難民自立支援事業の最新状況
2021/1/26 17:39
SSJは、死者50万人 愛する家を追われた人1,300万人を生んだ「この地球上の地獄(Hell on Earth)」と称されるシリア危機を生きる最も抑圧された人びとの目線に立ち、彼らの存在に光を当てることをミッションに活動を続けています。
難民の自立支援、ひいては仕事やビジネスの観点からシリア人と日本を繋いでいくこともそのひとつです。SSJは、トルコに逃れたシリア難民エンジニアの雇用創出のためのプログラミングスクール開設に向けた大きな一歩を踏み出しました。
トルコ在住のシリア難民エンジニア約100名を対象としたSSJの調査では、最終学歴が大卒であり、卒業学部が情報学を専攻しているエンジニアが70%を超えていることが明らかになっている一方で、596,000人のシリア難民エンジニア(ソフトウェア、ハードウェア含む)が正規の仕事を得られていない課題がありました。そこで、彼らを対象としたプログラミング教育事業と雇用のマッチングの機会を共に創出することを目指し、海外でのIT教育の実績があるDIVE INTO CODEと提携することとなりました。トルコ現地へのプログラミング学習の提供は2021年度中に実施予定です。
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