ストーリー
皆様のおかげで無事に目標を達成することができました。本当にありがとうございます!
特定非営利活動法人カゾックは、当団体が運営するねことわたしスペイクリニックKOBEで2021年1月〜3月に行ういっせい避妊・去勢手術のご支援をいただくため、クラウドファンディングを行います。
宮古島事業部が運営する「宮古島SAVE THE ANIMALS」とは別のプロジェクトになりますので、ご注意ください。
プロジェクトの目的
今回の「関西いっせい避妊・去勢手術プロジェクト」は以下の3つのゴールを目指し、立ち上げられました。
当団体で確認できている特定の地域の猫の頭数をコントロールし、殺処分される命を減らすこと
人と猫が共生できる社会の実現に向けたサポート
ボランティアの経済的な援助
プロジェクト立ち上げの背景
カゾックは普段からボランティアのみなさんと協力し、積極的にTNR活動を行っています。
2020年2月22日〜3月1日に SPAY WEEK 2020 in KOBE と称し、当団体が経営するねことわたしスペイクリニックKOBEと協力し、いっせい避妊去勢手術を行いました。
多くのボランティアのみなさんの協力のもと、わずか1週間ほどで220頭のさくら猫が誕生しました。この実績を踏まえ、今回のいっせい避妊・去勢手術では600頭の避妊去勢手術を目指します。
発情期となる前の1月から発情期に入った2月〜3月にかけて行い、妊娠前に避妊・去勢手術を行うことで効率的にTNR活動を行います。妊娠前に避妊手術をすることで、殺処分数を減らせるとともに猫への負担を最小限に抑えます。
またこの時期はボランティアのみなさんが利用している助成金が不足する時期となります。TNRを推進するために重要な時期であるにも関わらず、個人の経済的な負担が大きくなり、思うようにTNRをできない時期となります。
普段から経済的・肉体的に大変な負担をおっているボランティアのみなさんの負担を少しでも軽減し、彼らに寄り添ってTNRを行うことで当団体が目指す人と動物が共生できる誰にとっても優しい社会の実現を行います。
当団体の思い
カゾックは積極的にTNRを行い、その後、継続的な見守りをする地域猫活動を通して人と猫とが共生できる社会の実現を目指してきました。
しかし2019年の殺処分数は30,757匹で、そのうちの20,234匹は子猫でした。
上記を踏まえ、私たちはTNR活動を積極的に行い殺処分されてしまう可能性が高い子猫の誕生を未然に防ぐことが重要だと認識しています。動物たちの命は等しく平等で生まれてくる命は尊いものです。
しかし現実は、産まれて大人になるまでに多くの子猫が人の手によって処分されてしまいます。私たちは殺処分されるために生まれる命を少しでも減らしたいと考え、ボランティアのみなさんと協力して活動を行っています。
TNR重点エリア
下記エリアが今回当団体が積極的にTNRを行う重点エリアとなります。下記地域に関しては、ボランティアのみなさんと協力し当団体スタッフがTNRを行います。
その他の場所でも期間内にねことわたしスペイクリニックKOBEにて、避妊・去勢手術をする場合は対象となります。
※対象となる手術は、一定の条件があります。詳細は後日公表するいっせい避妊・去勢手術のお知らせをご覧ください。
【兵庫県】
有馬温泉 周辺
明石市
淡路島
北区
中央区
西宮市
六甲山
【大阪】
住吉大社 周辺
心斎橋 周辺
瓜破(うりわり)
クラファン募集期間
2020/11/10〜12/14
目標金額
270万円(手術頭数 600頭)
(その他諸経費含む)
【手術料の支援金額の内訳】
雄:2,600円(正規料金の約50%)を寄付で補う
雌:5,500円(正規料金の約60%)を寄付で補う
200頭x3ヶ月ずつとなる
雄:260,000円/月
雌:550,000円/月
トータルで243万円の支援を行います。
ご寄付の方法
クレジットカード払いの場合、キャンペーンページから画面にしたがってご寄付をお願いいたします。
銀行振り込みをご希望の場合、下記の口座へお振込をお願いいたします。
金融機関コード:0033(ジャパンネット銀行)
支店番号:005(ビジネス営業部)
口座種別:普通口座
口座番号:3142293
口座名義:トクヒ)カゾックカンリブモン
その他の応援
TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSでぜひシェアをお願いいたします。
殺処分と猫が関わるトラブル
2019年の殺処分数は30,757匹で、そのうちの20,234匹は子猫でした。
殺処分数は行政と多くのボランティアの努力のもと、減少傾向にはありますが、多くの生まれたばかりの命が人の都合によって処分されているという現実があります。
しかしかわいそうだからと放置することは、のら猫の増加によって地域トラブルへと発展する可能性が高まります。
猫は生後半年から妊娠が可能で、発情は1年に2〜3回あり、特に2~4月と6~8月がピークとなります。1匹の母猫から3〜7匹の子猫が生まれ、うち2〜4匹程度が成猫となります。
猫が関わる主な地域トラブル
糞尿
ゴミの散乱
不衛生
発情期の鳴き声などの騒音
餌やりボランティアへの理解不足による偏見
餌やりのルールを守らない人とのトラブル
不審者の虐待行動
このようなトラブルを未然に防ぐためにTNRが必要であり、発情期を迎える前に、特定の地域に住むすべての猫にTNRが必要です。
なぜすべての猫なのか?
それは例え90%の猫にTNRを行ったとしても、残り10%が妊娠すれば地域の猫が増え、次の繁殖シーズンにはさらに増え、、、とTNRを行った意味がなくなってしまうからです。
特定のエリアの頭数をコントロールするには、そこにいる猫たちを100%TNRする必要があります。しかしそのためにはボランティアのみなさんの費用負担が大きくなってしまいます。
そのためこのキャンペーンを活用し、可能な限りボランティアの方々の費用負担を軽減し、人と猫が心地よく共生できる地域となるようにTNRを行います。
特定非営利活動法人カゾックとは
特定非営利活動法人カゾック(2018年05月21日に設立認証)とは、人と人、人と動物がいがみ合うことなくお互いを尊重して誰もが生きやすいバランスの取れた社会の実現を目指すNPO団体です。
私たちが生きる社会は、さまざまな年齢や立場、生い立ちをもった人、また人だけでなくたくさんの動物たちとの関わりをもって形成されています。
そういったさまざまな人と動物がつながり、お互いにとって優しい社会となるように活動しています。
主な活動エリアと活動内容は下記の通りです。
主な活動エリア
兵庫県
大阪府
主な活動内容
TNR活動のサポート
猫に関わる地域の困りごとサポート
避妊去勢手術専門の病院経営
譲渡活動
保護猫活動に関わるイベント
1.TNR活動
TNR(ティー・エヌ・アール)とは、Trap(猫を捕獲し)、Neuter(不妊手術と耳カットをして)、Return(元の場所に戻す)という取り組みになります。
TNRを実施された、猫たちは妊娠できないようになるため、猫の数を抑制することができるようになります。また、不妊手術を施されることで尿によるマーキングの頻度や発情期の大きな鳴き声をだす頻度、猫同士の喧嘩などの頻度も減少します。
2.猫に関わる地域の困りごとサポート
のら猫にお困りの市民の方からの相談に対応し、その捕獲や動物病院への搬送のサポート、地域の猫にまつわる相談に対応し、行政などと連携をとり改善をはかります。
3.避妊去勢手術専門の病院経営
ねことわたしスペイクリニックKOBEを運営しています。
この病院は、猫の避妊去勢手術の専門病院です。避妊去勢手術を行わないことによって起こるトラブルを未然に防ぐと同時に、公益性のあるサービスを経済的な理由や知識の不足などによって問題が深刻になる前に必要としている人たちへ届けることも目的のひとつです。
4.譲渡活動
TNR活動や地域猫を見守る活動を行う中で、子猫やどうしても保護が必要な猫たちがいます。その猫たちを預かりボランティアさんたちと協力し一時的に保護ながら、終生飼育をしていただける里親さまを探し譲渡を行っています。
5.保護猫活動に関わるイベント
保護猫活動や地域猫などに関わるイベントの主催・参加をしています。
直近の開催イベント
2020.10.10 猫のすすめ(譲渡会)
2020.3.1〜3.16 ワンダフルにゃんず(大丸須磨店)
2020.2.22〜3.1 SPAY WEEK 2020 in KOBE
みなさまの暖かいご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
メンバー紹介
特定非営利活動法人カゾック 理事長 黒田友恵
【プロフィール】
聖隷三方原病院で3年ほど、その後、関西にある複数の病院で7年ほど看護師業務に従事。同時に神村学園で実習教育指導、子育てを機に退職。
近所で猫が増えすぎ、子どもが子猫を虐待する場面に遭遇、危機感を覚える。またYoutubeでネズミと子猫の虐待が多く配信されており、それらを目にしていたことで問題の深刻さを認識する。
2018年10月に「松原犬猫を救う会」に加入、その後2019年1月にカゾックのtetote(旧 地域猫部)部長に就任。同年同月に「大阪府所有者のいない猫の支援事業」に参画。
2019年12月に松原市の推薦で大阪府動物愛護推進委員(大阪府動物愛護推進員 第4-112)に任命される。
2020年7月に特定非営利活動法人カゾックの代表理事に就任。
ねことわたしスペイクリニックKOBE 代表 門馬更夢
【プロフィール】
愛猫を飼い始めたことをきっかけに、猫の幸せや気持ちについて興味を抱く。イギリスの猫福祉団体であるInternational Cat Careにて猫の行動と福祉に特化した、iCatCare Certificate in Feline Behaviourコースを2018年に修了。
その後、猫の問題行動に精通するため、アメリカのInternational Association of Animal Behavior Consultantsにて猫行動コンサルタントコースを2018年に修了。
2019年2月22日よりねことわたしスペイクリニックKOBEで勤務し、2020年4月に代表として勤務。