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オーティズムのある子どものエガオとミライを守りたい!仲間になってもらえるマンスリーサポーター50人募集!!

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ことばのおくりもの(後半)

2020/9/30 17:11

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息子がオウム返しをする時は、大抵相手からの質問を理解しようとしている時。

オウム返しをしない時は、はっきり理解できた時かまったく聞き取れていない時だ。

私以外の人の質問はほとんどが後者である。

私の声を聞き取れるようになったのも幼稚園の年長さんくらいだった。

また逆にこんな言葉も知らなかったのか、ということも分かってきた。

なぜなら言葉が出るようになってから言葉(単語)に対しての質問をするようになってきたから。

スープなどを「熱いよ、気をつけてね」と言って出すと、

「熱いはー(何と言う意味)?」と聞いてきた。「熱い」という言葉が分からなかったのだ!

食欲が「熱いから冷まして食べる」という理性を超えてしまっているのだと勘違いしていた。その後、「冷たいはー?」「楽しいはー?」など度肝を抜くような質問をたびたびしている。

よく今まで生活してこれたなーと感心してしまった。

でもこうやってしか覚えられないんだなーと思うと何度も繰り返して答えるのにも大体は耐えられる。だってこんなに一生懸命言葉を覚えようとしているのに「さっきも言ったでしょ」なんて、とても失礼だと思う。

私だってフランス語やロシア語を覚えたいなと思ったらきっと何度も繰り返すと思うから。

本当にオーティズムのある人に対しては私たちの経験や常識をあてはめて対応してはいけないんだな、とつくづく思う。

だからどうやったら目標に近づくことができるかは本人しか分からないし、それを理解しておつきあいしていかなくてはいけないんだと思う。


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http://happy-autism.com/

代表:佐伯比呂美

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