本キャンペーンは達成いたしました。ご支援ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!引き続き、下記のリンクよりお願いいたします。
https://syncable.biz/associate/NICE/
2020年10月1日追記
本日も活動報告をご覧いただき、ありがとうございます!マンスリーサポーターチームのkatsuです。
あと3日となったキャンペーンは、現在、ネクストゴール150名に向けて102名の方からご支援をいただいています。本当にありがとうございます!また、SNS等でのシェアへのご協力もありがとうございます!
今回は、学生時代に NICEでタイのワークキャンプ に参加、その後中長期ボランティアでアフリカで活動し、現在ウガンダとケニアの子どもたちを支援する、エイズ孤児支援NGO・PLASで事務局長をされている小島美緒(みお)さんからの応援メッセージをご紹介させてください。
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NICEと出会ったのは大学2年生のとき。
タイの農村にある小学校で英語の授業のお手伝いをする、国際ワークキャンプでした。
そのときのわたしは、将来は国際協力に携わりたくて、開発途上国の貧困について学んでいました。
大学の授業や本で知る「途上国」はどこか現実味がなく、「実際に現地に行ってその土地で暮らす人たちを知りたい」と感じていたときに、たまたま友達に誘われて参加したのがNICEの説明会でした。
そこで話を聴かせてくれたスタッフや参加者のみなさんのお話に惹きこまれて、迷わずワークキャンプに参加することに。
タイでの夏はあっという間でした。
習いたての英語で将来の夢を話してくれた農村の子どもたち、おおらかな先生、そして、さまざまな課題はありながらも、その土地に受け継がれた暮らしを丁寧に紡いでいる地域の人たち。
大学で学んでいた「貧困に苦しむ途上国」の向こうには、自分と同じように大切な誰かがいて、笑ったり泣いたり悩んだりしながら生きる人たちがいるー。
そんなあたりまえのことに気づいた夏でした。
帰国後は、7か国のメンバーとつくる日本での国際ワークキャンプや、中長期ボランティアとしてアフリカで活動する経験、そして、アフリカでエイズ孤児に出会ったNICEのメンバーたちと始めた活動など、NICEを通してさまざまな現場や人たちに出会うことができました。
いま、わたしはエイズ孤児支援NGO・PLASというウガンダとケニアの子どもたちを支援するNGOで働いています。
日本国内に拠点を置きながら、現地のパートナーNGOとともにエイズ孤児を育てるシングルマザー家庭を中心に、スモールビジネスの起業などをサポートする生計向上事業やカウンセリング支援を届けています。協働パートナーは現地の人たちが立ち上げたNGOです。
国際協力の中でもNGOという仕事を選んだのも、NICEでのワークキャンプ経験が大きな財産となっています。
貧困や感染症の広がりなど課題に目を向けるだけでなく、現地の人たちが育んできたその土地の暮らしや豊かさ、智慧を土台に、地域とともに事業をつくっていく。
そんな姿勢がいつの間にか身についていたのも、NICEでの経験とつながっているのかもしれません。
そして、それはわたしだけではないはず。
国際協力の現場で活動するなかで、「私もNICEで活動してました!」という人にあちこちで出会ってきました。
国境を越えて一歩を踏み出そうとする人たちの背中を押してくれる、そんなNICEをこれからもずっと応援しています!!
【プロフィール】
小島美緒(こじまみお)
特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS 事務局長
国際基督教大学卒業。在学中にNICEに出会い、タイ・高知・佐賀での国際ワークキャンプに参加。卒業後はNICEのウガンダ中長期ボランティアに参加。帰国後、JPモルガン証券株式会社に入社、社外活動としてPLASのボランティア運営スタッフなどに携わる。2010年、第一子出産とともにPLASに入職。
米国フィッシュファミリー財団が日本社会に変える原動力となる日本人女性を選抜するプログラム「Japanese Women’s Leadership Initiative」2016年フェロー。10歳と5歳の元気な男の子がいます。
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