このキャンペーンは継続寄付になります。

このキャンペーンでは継続(毎月)での寄付を集めています。初回の寄付決済以降、毎月1日に自動的に初回に寄付いただいた金額と同額で決済が行われますので予めご了承ください。

マンスリーサポーター募集!NICEの危機!国際ワークキャンプを未来につなげたい!

寄付先

NPO法人 NICE(日本国際ワークキャンプセンター)

マンスリーサポーター募集!NICEの危機!国際ワークキャンプを未来につなげたい!の画像

NPO法人NICE

支援者数

159人

/ 150人

159%
150%
100%
  • 支援総額

    132,500円

  • 支援者数

    159人

  • 残り

    終了

  • 開始日

  • 終了日

キャンペーンは終了しました

1990年2月4日。寒い寒い夜だったが、新宿のとある居酒屋は熱かった。『NICE立ち上げ秘話』

2020/9/23 19:53

1990年2月4日。寒い寒い夜だったが、新宿のとある居酒屋は熱かった。『NICE立ち上げ秘話』のメインビジュアル

本キャンペーンは達成いたしました。ご支援ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!引き続き、下記のリンクよりお願いいたします。

https://syncable.biz/associate/NICE/

2020年10月1日追記

<東の夜空に生まれた星は>

「日本で、国際ワークキャンプを始めようよ!」

1990年2月4日。寒い寒い夜だったが、新宿のとある居酒屋は熱かった。

カナダで1年間、先住民の家を建てた林拓司さんは、カラフルなインド服をまとった、イラン風イケメン。「俺もね、こういうのあった方がいいと思ってたよ」。彼は低く落ち着いた声で、そう応じた。

「でもそんなこと、本当にできるかなー?」。甲高い声で疑問を挟んだのは、イスラエルの農村共同体・キブツに住み込んだ、小太りのカメラマン、福井健一さん。ビールを飲み干して、顔が真っ赤に染まっていく。

「やってみなきゃ、分かんないよ!」「そぉそぉ!!」。イギリスで果物摘みをしてきた佐藤美樹&由美は、本物の姉妹のように口を揃えて、福井さんに反論する。2人とも旅行会社勤めで、宴会大好きのイケイケ系だ。福井さんは黙って、焼き鳥をむしゃむしゃ食べ始めた。

「面白きゃ、いーんじゃないの」と宇野慎一さん。やはりイギリスで果物摘みをしていた彼も、いたずらっぽく笑って同調する。彼も林さんと同じ大学4年生。

「そうだね。でも、ワークキャンプって一体何?」。ノルウェーで3ヶ月農家に住み込んだ諸英樹さんは、黒縁メガネにスーツ姿。コンピューター会社の仕事帰りに寄ってくれたそうで、冷静沈着なタイプと見た。

一癖も二癖もありそうなこの面々に、俺(開澤真一郎)は、しきりに酒をつぎ続けた。酒の勢いでNGOを創ったわけじゃありませんよ、皆さん!酒は単なる潤滑油。熱い思いがみんなの心にあって、火をつけただけ。

でも諸さんが「で、ワークキャンプって一体何?」と3回目に聞いてきた時、やりすぎたことに気がついた。が、時既に遅し。佐藤シスターズと宇野さんに至っては、合コン話ですっかり盛り上がる始末。みんな初対面とは思えない程、仲良くなったけど、本当にワークキャンプのこと分かってくれたのかなー。。。

こうして、暗闇に覆われた東アジアのワークキャンプ界に、NICEは誕生したのだった。



<NGOと呼ばれないNGO>

結成の翌日。俺はみんなに「じゃ、後はよろしく」と言い残して、アメリカに飛び立った。「自分から呼びかけておいて、なんて無責任な奴だ!」などと怒ってはいけません。アメリカでも色々と、ワークキャンプのことを調べようと思っていたのだ。でも結局、だめだった。

コネもツテも何もなし。全て手探りだった。どこの馬の骨とも分からない奴らを、世間はなかなか信用してくれない。でもだからこそ、本物の絆・経験が得られたんだろうし、むしろ俺達は無から有を生んでいくことに、とてつもなくやりがいを感じていたんだ。

日本に戻った俺に早速、諸さんから電話が入った。「かい、週末に富士に行くよ!」。静岡県富士宮市、茶畑に囲まれた定員8名・日本最小のユースホステルへ。

「君達のような若者が来るのを待っていたんだよ!」。齢70近くになる老夫婦(でも漂うオーラは超若い)、龍武一郎さんとひろ子さんは、こう切り出した。

「え?」実は彼らは30年以上も前に、国際ワークキャンプをやっていたのだ。でもその後、中心メンバーが大学を卒業すると活動は下火になり、もう10数年間も行われていなかったそうだ。何という歴史の巡り合わせ。夜中まで熱く語り合い、俺達と龍さんは、7月と9月に国際ワークキャンプをやることに合意した。



<ついに実現!初のワークキャンプ>

激動の2週間を過ごした、8人の仲間を紹介しよう。

ボヤン(ブルガリア・24才)。ワーキャン経験が豊富でプライドも高く、後にユネスコ職員になる大学生。

ヤツェック(ポーランド・22才)。野球帽の似合うヤンチャ小僧。米国とケチャップが大好きな大学生。

エティエン(イギリス・19才)。細身で物静かだが、やることはしっかりやる、責任感溢れる紳士な学生。

サイド(イラン・25才)。日本に働きに来て2年、コックのお父さんに鍛えられたのか、料理はプロ級。

(まだまだ続きますが、ここでおしまい。)

▼NICE創設者・代表 開澤真一郎(かいさん)のブログでは、アジアの国際ボランティアネットワークNVDAの立ち上げ秘話なども掲載!
https://ameblo.jp/kaizawa-kai/


← 活動報告一覧へ戻る

〒2450061

神奈川県横浜市戸塚区汲沢8-3-1

080-2347-3184

https://www.nice1.gr.jp/

代表:開澤真一郎

団体を見つける
  • 社会課題から探す
  • すべての団体から探す
  • キャンペーンを探す
Syncableについて
関連サービス

Syncable Logo Image
© 2021 STYZ Inc.All rights reserved