開催地より応援の声④〜北海道大沼〜
2020/9/11 22:28
本キャンペーンは達成いたしました。ご支援ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!引き続き、下記のリンクよりお願いいたします。
https://syncable.biz/associate/NICE/
2020年10月1日追記
マンスリーサポーターチームのもりです。
キャンペーン期間も折り返しで、残り20日となりました。サポーターになっていただいた皆様、情報のシェアしていただいた皆様、本当にありがとうございます。残り期間で100人達成できるよう、引き続きよろしくお願いいたします!
本日は、2004年からNICEと国際ワークキャンプを共催している一般財団法人北海道国際交流センター(HIF)の池田誠さんよりいただいた応援メッセージを紹介させてください。
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七飯町大沼2012年、七飯町大沼は南北海道では初めてのラムサール登録湿地になった。2004年から大沼国定公園での国際ワークキャンプで、環境保全活動を始めて8年後のことだった。
最初の頃は、外国人がうろうろ歩いているとか、何してきているんだと、町の人たちに言われることもあった。そもそも、外国人が歩いているなどかなり珍しい小さな地域だ。外国人ワークキャンパーが目立つのも当然だ。
そんな存在感は、環境省に属する北海道環境パートナーシップオフィス(EPO北海道)のスタッフが大沼に来るようになり、ラムサール条約湿地に名乗りを上げることになったのだ。いつの間にか、「ワークキャンパー」は地域のお祭りでも知られるようになり、小学校を訪れたり、地域のカラオケ大会に呼ばれたりと多くの人たちとつながりを持つようになった。
環境保全活動では、筏づくりや、森林の手入れ、ゴミ拾いなど様々な作業を行う。地域の人たちの熟練の技を、国際ワークキャンプのメンバーは学び、またその若さというエネルギーを地域に還元する。お互いに助け合い、いい交流が脈々と続いている。
そんな出会いを生み出し、また活力を生み出していることこそ、NICEによるコーディネートに他ならない。今まで16年間のワークキャンプで、4組のカップルが結婚した。ワークキャンパー同士もあれば、地元の人と結婚した人もいる。それだけではなく、今もなお地域の人たちとの交流が続き、大沼を第2の故郷のように訪ねてくる人もいる。
NICEの持つエネルギーは、今、新型コロナウィルスで、発散の場所に苦慮している。しかし、別な形でもそのパワーは発揮されるはずだ。日本の若者の元気をコーディネートし世界とのネットワークを持つNICEを、七飯町大沼は応援します。
池田 誠(いけだ・まこと)
一般財団法人北海道国際交流センター(HIF) 専務理事/事務局長
函館生まれ。大学卒業後、旅行会社JTBに勤務。退社後、ニュージーランドでグリーンツーリズムを学び、2年間、新得町の共働学舎で暮らす。現在、外務省NGO相談員、北海道地球温暖化防止活動推進員、大沼ラムサール協会会長、大沼マイルストーン22代表などを務める。北海道七飯町在住
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