NICEの活動紹介 ~週末ワークキャンプ~ <難民>
2020/9/6 11:50
本キャンペーンは達成いたしました。ご支援ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!引き続き、下記のリンクよりお願いいたします。
https://syncable.biz/associate/NICE/
2020年10月1日追記
活動報告をご覧いただき、ありがとうございます!マンスリーサポーターチームのもりです。
現在、38名の方にサポーターになっていただいております。引き続き、温かいご支援よろしくお願いいたします。
本日は、週末に難民ワークキャンプを行っているチーム活動のご紹介をさせてください!
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難民ワークキャンプをNICEと一緒に主催している入江謙行(かね)です。
コロナ前は、WElgeeとNICEで協働して難民申請者と共にワークキャンプを11回開催してきました。
難民ワークキャンプとは、日本に住んでいる難民申請者と一般の参加者が特定の地域に集まり、1泊2日または2泊3日間、地域でボランティアワークをしながら、多様な背景を持つ人と「共に生きる」を考える実体験型の合宿です。
このプロジェクトを始めたきっかけは、パレスチナでのワークキャンプでした。
今では、寝食を共にしながらパレスチナ難民と過ごした日々が僕の原動力になっています。
そんなNICEがコロナの影響で大ピンチという事で、今だからこそワークキャンプの必要性を難民の背景がある友人たちと作ってきた僕なりの経験からお伝えしたと思います。
ワークキャンプの意義を一言で纏めると「暴力、分断、排除の力学から協力、連帯、共に生きる社会へ転換する最後の砦」です。
コロナの影響から世界各地で差別や分断が顕著に見え始めてきたように感じます。と同時に人とのつながりや直接会って話す対話の場の有難みを痛感したのではないでしょうか。
難民申請者たちとの対話の場は、暴力、迫害を経験した彼らと無関心だった人々の溝を埋め、手と手を取り合い、共に生きる道を模索していく参加者を沢山間近で見てきました。
昨日まで、自分とは住む世界が違った他者と出逢い、お互いが歩み寄ってゆくワークキャンプの風景は、コロナで蔓延している分断の壁を取り払う最後の砦です。
この小さく、しかしやがて大きな灯を決して絶やしてはなりません。
NICEの灯はコロナをきっかけにさらに大きくなることを信じて応援メッセージを書かせて頂きました。
※難民ワークキャンプの詳細気になる方は下記をご覧ください。
「難民ワークキャンプ」の中で生まれた、揺るぎない可能性。 「共に」の精神が生んだ、涙の連鎖。
https://note.com/welgee/n/n6e10a1346b1a
【NPO法人WElgeeについて】
https://www.welgee.jp/
▼プロフィール
入江謙行
1995年生まれ/千葉県出身の25歳。
大学2年時終了後、休学しNICEのぼらいやーに参加し、旅×国際ボランティアで世界一周。旅の途中で訪れたパレスチナで、紛争によって故郷に帰る事が出来ないパレスチナ難民と多くふれあい対話を重ねたことで、異なる人との「接点」をつくる重要性を痛感。復学後は、自身が経験した難民との対話を日本で実現するために伴走。NPO法人WELgeeを通じて、日本人と難民との多文化共生プロジェクト、"難民ワークキャンプ"を2017年から11回開催。現在は関西の企業で働きながら、コロナ前は、数ヶ月に1度のペースで難民ワークキャンプを継続開催するマルチワーカー。
【連絡先】
nanmin.workcamp@gmail.com
入江(かね)さんのぼらいやー経験や現在の活動のお話はこちらから!
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