なぜ動物福祉なのか?
2020/7/5 17:38
動物と人が真に共生できる社会を創りたい
残念ながら、日本の動物福祉は問題を抱えています。犬猫たちはモノのように店頭で売られ、飼育した人間の責任で問題を抱える犬猫となってしまい、飼育困難になった場合は殺処分。 そんな負のスパイラルから愛すべき犬猫たちを救いたい、そして正しい知識を持って日本の動物福祉を変えたい、変えるならば世界トップレベルにしたい、そんな想いで活動し10年を迎えた公益社団法人です。
立ち上げ当初から変わらないキャッチフレーズは『キモチをカタチに。』。愛すべき動物たちへの想いをカタチにし、動物たちに感謝をするべく、努力を続けています。
動物のために何かをしたい、を解決
「大好きな動物のためになにかをしたいけれど、なにをしていいかわからない」。そんな方々のために、アニマル・ドネーション(アニドネ)はさまざまな仕組み作りをしています。
まず、現場で犬猫をレスキューしている保護団体や人間のために活動する伴侶犬(介助犬など)の育成団体、動物のための福祉活動を行っている啓発団体に、オンラインで寄付を届けられる仕組みを作りました。動物専門オンライン寄付サイト『アニドネ』です。 オンラインで寄付ができる仕組みは多くの寄付者に支えられ、現在まで24団体を支援し、金額にして約1億5,000万円(2020年5月時点)、1頭あたりのレスキュー費用は約3~5万円なので、およそ3,500頭のレスキューをサポートしてきたことになります。寄付しやすいシステム構築や中間支援組織としての支援先の情報管理など、関連団体、専門家、企業と広く連携しながら活動をしています。
また、動物福祉を変革していくためには、動物に対して正しい知識を持つことが何より重要だと考え、日本や海外の動物関連リサーチや動物福祉セミナーを実施しています。
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