「日本を世界トップレベルの動物福祉国家にしたい」諦めずに向かいあってきた10年でした!
2020/6/30 12:42
アニマル・ドネーション代表理事の西平衣里です。
日本の動物福祉の低さを知ってしまって、いてもたってもいられず動き始めて早10年。夢中で活動してきました。
動物たちの環境を変えたくて、私たちができる手段として選んだものは現場で活動する団体の方々へ「寄付を届ける」ということでした。「日本に寄付文化が根付いていない」と言われるのは、実感として感じます。個人も企業も寄付することに慣れてはいない、けれども、日本人らしく生きとし生けるものへの崇拝や優しいキモチは持っているとも感じます。
どうカタチにしていいかわからない、けれども動物たちを理解したい、優しくしたい、とは誰しもが思っており、当然それは正しいことなのです。
しかしながら、動物福祉は根深い問題です。ペットショップで生体販売がなくなれば解決するわけではありません。保健所と呼ばれる場所が譲渡する場所に変わればすべてが良くなるわけでもありません。人々の動物に対する正しい知識や認知を得ることは、問題を加速度的に解決するでしょう、ですが今の日本には正しく学ぶ場所はありません。
「アニドネ」では、現場でがんばる団体さんを支援するためにさまざまな仕組みを作ってきました。オンライン寄付サイトはその中核ですが、企業様とのコラボ寄付や寄付付き自動販売機の普及、遺贈寄付の仕組み、、等々。
目的は「日本を世界トップレベルの動物福祉国家にすること」。
おかげさまで、8年と半年が経過する寄付サイトは約1億5千万円の寄付をいただきました。犬や猫を1頭救うのにかかるコストは3万円から5万円です。年間約2,500頭の保護活動を支援しています。
これまでのことを思うと感慨深いですが、まだまだやりたいことは山積みです。 ぜひ、こんな私たちを継続的に支援してくださいませんか。
支援していただいた資金は、動物福祉を改善する仕組み作りや、正しい知識を伝えていくセミナーやリサーチのために使わせていただきます。https://www.animaldonation.org/
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