このキャンペーンは継続支援になります。

このキャンペーンでは継続(毎月)での支援を集めています。初回の支援決済以降、毎月1日に自動的に初回に支援いただいた金額と同額で決済が行われますので予めご了承ください。

マンスリーサポーター100人を目指す100日キャンペーン

支援先

NPO法人 特定非営利活動法人パノラマ

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NPO法人パノラマ

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パノラマの久しぶりの寄付キャンペーンです!パノラマが創業以来、助成金に応募し続けることで何とか運営してきた「校内居場所カフェ」は、R7年度から神奈川県の補助事業になりましたが、総事業費の1/3のみの補助で、2/3の300万円は自分たちで賄わなければなりません。

「ひきこもる手前で出会いたい」そう考え、「最後の砦」である高校で校内居場所カフェを始めて11年が経ちました。生徒の日常になるよう、週1回カフェを開け続け、”信頼貯金”を貯め、彼らの学校生活に彩りをもたらしたい、”文化資本のシェア”をしようと、工夫を凝らして運営してきました。ソーシャルワークが必要な子どもたちにも沢山出会い、卒業後の支援が続いている子どもたちもいます。

「校内居場所カフェは本来は民間でやるべきものではなく、公的な取り組みの枠の中で運営していくものだ」、そう確信して、「校内居場所カフェ全国ネットワーク」を作り、校内居場所カフェを広げる活動もしています。こども家庭庁が分類する子どもの居場所の一つに「校内居場所カフェ」はなり、同庁のモデル事業を活用したあと、県事業になった自治体もいくつもあります。

しかし、足元神奈川県では、パノラマが300万円ほど負担する補助事業にとどまっています。

パノラマのミッションの一つ「出会った責任を果たす」ために、私たちは歩みを止めません。なぜ、校内居場所カフェが必要なのか、パノラマが校内居場所カフェにかける思いをお読みいただき、一人でも多くの方に、校内居場所カフェの日常を支えるマンスリーサポーターになっていただきたいと願っております。

ストーリー

  理事長石井の思い

なぜマンスリーなのか?というお話の前に、パノラマは組織を大きくしないことをポリシーとしています、というお話を。まるで地縁のないエリアの委託事業を獲って全国に活動を広げる団体もありますが、学校や支援機関の中では完結しない支援をしている私たちにとっては、地元のネットワークがない中で支援をするなんて考えられません。

私たちのフィールドである高校や支援機関は、外=社会に出てくための足がかりを作る場であって、高校生や若者が最後に手を伸ばして掴む場は地域の中にあります。或いは、私たちよりも、高校生や若者に必要な支援を行える団体にお繋ぎする場合も、同じエリア内になければなりません。

さらに、地域の方々が困った際に思い浮かぶ団体になっていたいし、パノラマが地域にいるから安心だと思っていただけるようになりたい、そんな途方もない思いもあります。100人の大きな団体が地域の中にひとつあるよりも、10人の団体が10あった方が、私たちは地域が豊かになると考えています。ですので、法人を大きくするよりも、地域にしっかりと根を生やした顔の見える関係を築き、息の長い支援を継続していくことが大切だと考えています。

今回もまた、何かが始まるわけではありません。日々続く、連綿とした活動を毎月コツコツと支えていただけるマンスリー・サポーターを募集させていただきます。私たちの活動や考え方にフィットした思いをお持ちの方々との出会いを求めてのクラウド・ファンディングです。何卒、毎月の応援をよろしくお願い致します。

NPO法人パノラマ 理事長 石井正宏


  もっと早く出会いたかった

  26年前、ひきこもり支援を始めてしばらくすると、「この人がひきこもりはじめた時に、もしも自分が出会えていたら、この人はこんなに困らなくて済んだかもしれない…」と思うようになりました。そこには、ひきこもってからしか動かない(当時所属していた)自分たちの活動への罪悪感のようなものと、少しの傲りが混じっていたと思います。

「どうしたらひきこもる前の若者に出会えるのか?」 という問いは、「どうしたら不登校の生徒に出会えるのか?」とほぼ同義であり、「所属を失った人にどうやったら出会うことができるのか?」とまとめることができる。

今のところ私たちの中の答えはひとつ、「学校という所属があるうちに出会い、関係を紡いでおく」。私たちの言葉では「信頼貯金を貯めておく」しかないのだと思います。なぜなら、10代の子たちは、信頼のおける大人にしか自分のことを話さないし、困った時に浮かぶ顔になっていなければ、相談という一歩を踏み出せないからです。


  若者支援は15-19歳にリーチできていない

  支援機関を利用している主な年齢層は20代後半です。そしてもっとも利用が少ないのが15歳から19歳。支援機関で待っていても現れることのないハイティーンに会いに、学校にアウトリーチを始めたのが校内居場所カフェの起源です。相談室ではスティグマが生じるので、誰もが利用でき、恥ずかしいという感覚をもたない居場所として始まったところにポイントがあります。

  下の図は、こども家庭庁が発足する前年に有識者たちが作った、子どもの居場所を表すマッピングです。この中で、支援対象者がいる場所に、支援者が赴いているのは、唯一「校内居場所カフェ」だけです。他の居場所は、すべて子どもたちが来るのを待つか、保護されるのを待っています。

現在、不登校と未成年の自死が過去最高となり、子どもたちにとって、とても生きにくい社会となっている中、待つだけの支援を続けていて良いのでしょうか? 学校という所属があるうちに出会い、支援者と生徒、あるいは地域の人と生徒が、いざという時に助けを求められる(求め合える)信頼貯金を貯めておく必要があるのではないでしょうか。


  44%の生徒は自死する前日まで普通に登校している

  この間、自殺対策関連の講演会のご依頼が2回あり、校内居場所カフェと未成年の自死について考え、学ぶ機会をいただきました。その中で、私の心に刺さったデータがあります。「こどもの自殺の多角的な要因分析に関する調査研究報告書」令和5年度によると、44%の生徒は自死する前日まで、いつもと変わらず学校に登校していたそうです。

  死にたいと思ってから、自死をしてしまうまでにはそれなりの、重く苦しい時間があったと想像します。もしもその間に、校内居場所カフェのような、評価や指導、学校の同調圧力の外側にある場で、親でも先生でもない第三の大人に、自分の気持ちを伝え、寄り添ってもらえたら、何人かの幼い命は救えたのではないかと考えてしまいました。


  カフェは友だちができる場所

  講演で流している動画に登場する女子生徒が、「音楽も流せるし、違う学年の生徒とも話せるかもしれない」と、カフェの魅力を語るシーンがあります。彼女は、カフェで新しい友だちができるかもしれないと、期待しているのです。実際、カフェで知り合って仲良くなる、微笑ましい光景を目撃することは多く、学校の中で、新たな出会いの生まれる居場所の大切さを感じています。

  文部科学省「不登校の要因分析に関する調査研究」令和4年度によると、「仲の良い友達がいない」と回答した不登校の児童生徒は19.9%で、不登校ではない児童生徒の7.4%と比べ約2.7倍の差が出ました。生徒にとって、学校は勉強する場というよりは、友だちに会う場だったりします。逆に言えば、会いたい友だちがいない学校に行く意味を見出すのは難しいことなのかもしれません。友だちができるカフェは、不登校の予防にもなっているように思います。私は最近、学校のQOL(生活の質)を上げるための“校内居場所カフェ”、という話を講演でしています。


  ちゃんとしていなくても良い場所

ある卒業生が、新聞記者のインタビューに応え、こんなことを話しました。「親にも先生にも、間違えちゃいけないとずっと言われている気がして、自分はいつも間違えないようにいつも緊張していました。だけど、ここのカフェの大人たちはいつも間違えてばかりでした。私はそれを見てすごく安心し、ぴっかりカフェが大好きになり、私の居場所になりました」。

ちょっと大人的にはビミョーなエピソードですが、事実、私たちはいつもアレがない、コレがないと右往左往し、マスター(私)はいつも忘れ物ばかり。「ここはぴっかりカフェじゃなく、うっかりカフェだね」と笑っていました。学校の中の、完璧じゃない・失敗が許される場、同調圧力から解き放たれたような場、答えがあるようなないような場が、生徒が「ありのままでいい」と思える場になっているんだと思えるエピソードでした。


  0→1よりも1→1が尊い!

  ひきこもっていた人が支援機関の利用を開始したり、無業の若者が支援を受け働き出したりすると、0が1になり、成果として1カウント足されます。これが0→1で、困ってからの対処型支援のわかりやすい成果指標です。予算付けをする財務局も納得しやすいようです。

  しかし、予防支援である校内居場所カフェは、入学してきた生徒が中退や不登校にならず、そのまま卒業してもらうことを支援目標としているので1が1のまま、つまり1→1となることを最大の成果とします。

  しかし、この「何も変わらなさ」は評価がし難く、財務局の納得が得られず、予算が付きにくいのです。一度ひきこもってしまうと(1→0)、それを0→1に戻すことは本人にとっても苦痛が伴う大変なことです。1を0にしないための予防支援(1→1)こそが、実は尊い支援なのだと思いますが、成果指標の立て方の難しさや、単年度の予算内での成果の求め方(成果主義)と、校内居場所カフェの予防支援は非常に相性が悪いのです。そのためパノラマのカフェ事業は県が1/3を負担する補助事業に留まっています。


   パノラマが 週1開催に拘る理由

全国的に見ると、校内居場所カフェの開催は月1が多いようです。これは、予算や人員配置、学校の要望など、さまざまな理由があるようです。パノラマの校内居場所カフェは、オープンから12年、一貫して週1回開催に拘っています。それはなぜか?

ひきこもり等の若者の相談であれば、1ヶ月1回でいい場合も多いかもしれません。しかし、中退しそうな高校生や、世帯の困窮度が高く食事もままならない高校生にとって、1ヶ月は劇的に状況が変化する可能性があります。しかも卒業は迫り、単位は失っていきます。定期的なガス抜きと世帯の状況把握が必要な生徒にとって、週に1回のカフェで、信頼のおける大人との語らいが、学校とつながり続けるフックになるのです。

もっとシンプルに言えば、月1度では同じ制服を着て、同じような髪型をした生徒の名前を覚えらるでしょうか? 私は覚える自信がありません・・。名前のわからない生徒を支援するなんていうことができるでしょうか?月に1度ではカフェはイベントであり、生徒はお客さんなのです。

私たちは週に1回ですが、名前を覚え、知ってもらうことで、日常を連綿と支え続け、何かあったら浮かぶ顔になることに拘っているのです。スタッフ「先週のあの話どうなった?」、生徒「あ〜、あれ大丈夫だったよ、ありがとう」そんな会話が今日も聞こえて来ます。


  子どもの貧困支援は共助でやるべきことか?

そもそも、子どもの貧困の問題は、国が公助として取り組むべき社会課題ではないでしょうか?子ども食堂のような共助を、国が頼るような姿勢が批判されたりしますが、校内居場所カフェも同じことが言えると思います。私たちは最終的には公助として国が取り組み、その担い手として、私たちNPO法人がその専門性を発揮し、生徒一人ひとりの最善の利益を保証するために活動することを願っています。

今回のクラウド・ファンディングも、前回に引き続き、マンスリー・サポーターの募集とさせていただきました。私たちの校内居場所カフェが、公助の支援として認められるまでを支えていただければ幸いです。是非、私たちの考えに共感してくださる100人のマンスリー・サポーターの1員として応援してください!!

〒2270067

神奈川県横浜市青葉区松風台1-29メゾンロゼA棟203号室

0458775251

https://npo-panorama.com

代表:石井正宏

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