【Ocean's Loveへの想い(アンジェラ)】私の兄への愛
2020/6/26 16:39
障がい者である兄と日本で育った中での体験、経験がOcean's Loveをスタートするきっかけになりました。
小学校の頃に何度も経験をした、いじめ。
障がい者で、ハーフ、そして片親と、周りと違うというだけでいじめを受けたあの頃。
幼い頃に覚えた悔しさに悲しみ。
社会がもっと理解力とサポート力に溢れていたら、思いやりや優しさに溢れていたらどんなに違う少年期だっただろうか?という思いを持ってOcean's Loveをスタートしました。
そしてOcean's Loveをスタートしたことによって私の心の傷は癒されました。
Ocean's Loveが1人でも多くの障がい児、親御さん、兄弟、ボランティアさん、企業の皆さん、サポーターの皆さん、関わってくださっているすべての方に勇気と元気を与えられる団体であることを願っています。
振り返ってみると、スタート期からの大きな夢として日本全国の海が障がい者フレンドリーになってくれたらなんて素敵なんだろう〜!と思っていましたが、当初は目の前のことに一生懸命で15年も続くなんて思ってもみなかったです。
15周年を迎えての気持ちは「感謝」です!
ここまで来れたのは私の想いを形にしてくれた阿比留さん&薫さん、Local Motionさんのお陰です。そして開催をサポートしてくださっている企業のみなさん、地元の皆さん、ボランティアの皆さんのお陰です。勇気を持って参加をしてくださる親御さんに子供たち。みんなの協力があってこそ今まで続けてこられました。
本当に心から感謝しています。
この15年間、子供たちの沢山の笑顔を見てきて私たちの気持ちはどんどん大きくなり、強くなりました。
最初は海のヒーリングのエネルギーを感じてもらいたい、子供たちにサーフィンというスポーツを通じて笑顔になってもらいたい!という気持ちでした。
そこから子供たちの成長をまるで近所の親戚のように見守り、もっと私たちにできることがあるのでは?次のステップとして何が出来るかしら?と子供たちの今だけでは無く、これからをもサポートして行きたいという気持ちになってきて今のOcean's Loveの形があります。
私たちOcean's Loveは、この先15年後、20年後、30年後、50年後も100年後も子供達の笑顔が続くように、子供たちの将来が可能性に溢れるように、社会に理解とサポートが溢れていくように、私や兄が経験した辛い想いが無くなるように頑張っていきたいと思います。
どうぞこれからもずっと私たちのサポート、応援をお願いいたします!
私の尊敬するマザーテレサさんが、
"人間誰一人、私を含めて、大きなことは一人では出来ない。でも、誰でも大きな愛で小さなことは出来る。そして私たちみんなが力を合わせることで素晴らしいことが出来る。”
という詩をのこしています。
この詩のように私たちOcean's Loveは皆さんの力が、サポートがあることでこれから100年先もこの活動を続けていくことが出来るのです。
子供たちの無限の可能性溢れる未来、優しさ、思いやり、理解力にサポートが溢れる社会を作るために是非お力をお貸しください!
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