下島幸恵さん 応援メッセージ
2020/6/29 15:36
私が栄美さんに出会ったのは、愛七ちゃんの3歳の誕生会でした。私には3人の子どもがおりますが、比較的健康で命の危機に直面したことはなく、そのとき3歳になることがどれだけ大変だったか話されていた栄美さんを見て、自分がどんなに恵まれた環境にいるか気づきました。
その後、私の娘の同級生のママが、重度の障害がある子を育てているということを耳にしました。3年前くらいになりますが、たまたまスーパーで買い物をしていたらバッタリ会ったので、子育ての様子をお聴きしました。
すると、「子どものことでいつ電話が掛かってくるか分からないから働けないんだよ。」と聞き、私より若いお母さんなのに人生を諦めている。その現実をどうにか変えれないかと、「何か困ってることはない?」と聞きました。
すると、「時間だけはあるから、病院のベッドの上でかぎ編してるの。でも、売り先がある訳じゃないから、ホント何やってるんだろうね…。
病児の服も市販のは入らないから、自分で作ってるんだよね。」それを聞いた私はその日のうちに栄美さんに連絡をし、何かできないかと相談をしたのが、笑顔の花裁縫部の始まりだったと記憶しています。
それから、私のマスクをクラウドファンディングの返礼品に使って頂いたり、笑顔の花とのご縁は深くなっていきましたが、どういう風に裁縫部を軌道に乗せたらいいかお互いに模索する日々が続きました。
今は何につながるか分からないけど、きっといい方向につながるね!と話しながらかれこれ2年、今回のマスクの需要で裁縫部の未来が開けました!
仲間が増え、笑顔の花の裁縫ブランド「いのり」が立ち上がることでベッドの上で時間つぶしをしていたママたちの仕事ができます。
働けないからと人生を諦めないで欲しいという願いがやっと実を結び始めました。
先日、我が家に遊びに来てくれたママ友に報告ができました。
みんなが支えあい、得意なことを活かしていける世の中になっているならば
障害がある子が産まれたとしてもみんなで笑いながら生きていける!そう確信しているので、未来のためにも私は笑顔の花をこれからも全力で応援していきます。
下島幸恵
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