認定NPO法人スマイリングホスピタルジャパン 代表理事 松本恵里様 応援メッセージ
2020/6/19 08:27
「笑顔の花」を応援します!
「笑顔の花」代表の茅房栄美さんとの出会いは、昨年9月18日、私自身が主宰する団体の活動を長野県立こども病院へ紹介に行った時でした。
お嬢さんの治療のために遠方から通院を余儀なくされるなか同じ苦労を強いられる家族の滞在施設を病院近くに作る必要性を痛切に感じ、それに向け奔走する熱意と行動力に圧倒されたというのが第一印象です。
その原動力は、他でもないお嬢さんを含めた病気と闘う子どもたちとお母さんたちへの応援と深い愛情だということが、短い時間を一緒に過ごしただけで伝わってきました。
それ以来、家族のためのランチデリバリーやマスク製作など、溢れるアイデアとパワーに魅力を感じ茅房さんの生き方に共感しています。
茅房さんの周りにたくさんの支援者が集まるのは、活動の意義と茅房さんの魅力が理由です。私も応援者の一人でいることを光栄に思います。
さて、私は難病と闘う子どもたちに生きる喜びと闘病への活力を、との願いから、入院する子どもたちにプロのアーティストによる参加型芸術活動を定期的に届ける団体を運営しています。
病院は治療と回復に向け安静に過ごすことが最優先だという時代を経て、今では学齢期の子どもにとって入院中も成長期にあるという認識が広がりました。
学習に加え、情操活動やエンターテイメントは不可欠であり、入院生活がトータルな成長の場であるべきだという団体の理念に賛同した病院、施設は増え続け、2012年の発足後、活動病院、施設は44に増えました。
私はもともと院内学級の教員をしていましたが、その間に関わった子どもたちからの気づきがこの活動の原点です。
病と闘う子どもたちとの出会いは、教員免許取得を目指すなか瀕死の交通事故に遭い、数回の手術を要する長期入院と1年間のリハビリ通院を余儀なくされ、その後配属となったのが奇しくも院内学級だったというのが経緯です。
命に向き合い頑張る子どもたちの姿から大切なことを教えられる日々でしたが、同時に家族の、特にお母さんたちの苦労を目の当たりにし、雑用代行ボランティアを細々と行ったこともありました。
そのような経験からも茅房さんが取り組まれる活動は必要不可欠なものだと確信します。
茅房さんの当事者への寄り添いと活動に賛同し、私自身勉強させていただく、という思いも込めて微力ながら、支援させていただきます。
認定NPO法人スマイリングホスピタルジャパン
代表理事 松本恵里
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