ストーリー
3月からフル回転の学童保育指導員(支援員、補助員)のみなさんを研修で支えたいと、全国の保護者OBなどの学童保育関係者で、オンライン会議の運用を練習し、こちらで寄付もいただきながら、無事に、6月~7月にかけ、全国の学童保育に先立ち、オンライン研修を実施して指導員さんたちの学びの機会を提供することができました。
学童業界でのオンラインの可能性を実際に見せ、参加のハードルを下げました。
徐々に、オンライン講座は広がり、都道府県や市町村の連絡協議会でオンライン研修を実施する呼び水となりました。
全国のみなさん、本当にありがとうございました。
以下の私の思いはそのまま残しておきます。
■ 私と岡山県学童保育連絡協議会との繋がり
私は岡山県学童保育連絡協議会の会長ですが、元々は、2人の子どもが学童保育でお世話になった保護者OBです。
学童保育連絡協議会会長となり、さまざまな活動を生み出してきました。突拍子もないアイディアもみんなの力で現実的な事業へと作り上げていくことができました。少しのお金があれば、スタートできるアイディアはいろいろあります。岡山県学童保育連絡協議会は柔軟な動きをさせてくれますが、「いきなり全国の指導員のために!」は、さすがに提案しにくいところです。(やろう!と言ってくれるかもしれませんが。)
■ 私が「指導員オンライン講座」のために寄付を集めようと思ったきっかけ
2018年の西日本豪雨災害の支援のためにこのサイトに登録し、何人かの方にご支援いただきました。その後は活用しないままでした。
学童保育の指導員さんは今は研修どころではないかもしれません。オンラインの活用にハードルがあるかもしれません。講師の先生方にお願いしたら無料で講師を引き受けてくれるかもしれません。
でも、それでは、結局今までと同じです。内輪の美談で終わってしまいます。専門職として、きちんと学んでほしい。こんな時だからこそ、保育に確信をもって進んでほしいと思っています。助成金などにも応募していますが、すぐにどうなるものでもなく、他の業界の方からすれば、オンライン研修は当たり前のことでしょうが、学童保育の業界にはちょっとハードルがあることなのです。
(誕生日が近いので、良いタイミングで、バースデードネーションが表示されてしまいました。ありがとうございました。)
■ 寄付金の使いみち
別途、寄付をくださった方がいらして、6/14.21.28の3回の講師料として使わせていただきました。7/6からは、地元岡山の財団からの助成をいただき、さらに4回の講座を実施することができました。ありがとうございました。