天文学と銀山
2020/6/22 18:40
今日6月22日はガリレオ・ガリレイが宗教裁判にかけられた日です。1633年のことでした。
ガリレオといえば、天文学の父とよばれています。
ガリレオは1609年に屈折望遠鏡を発明し、天文学の進歩に大きく貢献しました。
話しはそれますが、昨日部分日食をご覧になった方も多かったのでは?太陽が欠けていく様子に周囲の人達と盛り上がりながら観察をしました。次の日食は2030年北海道。それまで待ちきれませんね。
さて、ポルトガル人がもたらしたものは、金平糖やランドセル、カルタだけでなく、天文学もその一つでした。日本に西洋の天文学が入ったのは、キリスト教の宣教師からだといわれています。ポルトガル人が日本にやって来たことで伝わりました。当時の日本人は、コレジオやセミナリヨで宣教師から天文学を学びました。
銀の流通によってグローバル化したからこそ、多くの物資や文化や学問が入ってきた。
やはり、銀山の功績は多大だといえます。
3年前に当館が世界遺産登録10周年記念「石見銀山展」を行った際には、望遠鏡、地球儀、天球儀等を展示しておりました。
約4万人の県内外のお客様に来ていただくことができました。
図録を見返すと、当時の様子がまざまざとよみがえります。
7月18日(土)からはコロナ渦で延期になっていた企画展が始まります。
順次告知をいたしますので、楽しみにしていてください。
【告知】館長仲野義文がテレビ出演いたします
6月24日(水)15:50~16:50
BSSテレビ 宇田川修一、中島早也佳
テレビとラジオの同時生放送番組です。
お時間が合います方は、是非ご覧くださいませ。
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