どうしてこのタイミングでマンスリー会員を募集するのか?
2020/5/11 02:33
こんにちは、エルート教頭の末田です。
今回は「どうしてこのタイミングでマンスリー会員を募集するのか?」
というストレートな疑問に対する回答を書きました。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
毎月寄付、って正直ツライですよね
ちなみにマンスリー会員とは、毎月一定額を寄付する会員のことです。
つまり、マンスリー会員に申し込むと継続的に寄付をすることになります。
正直、多くの人が「毎月寄付をする」ということに抵抗があると思います。
一回きりの寄付ならまだしも、
毎月継続して500円〜10000円が財布から出ていくのは正直ツライ。
500円あればコンビニでちょっとした贅沢ができます。
1000円あればちょっといいランチを堪能できます。
3000円あれば飲み会に参加できます。
5000円あれば飲み放題付きのいいコースの飲み会に参加できます。
ツラさ、不安、百も承知です
しかも新型コロナウイルスの影響で
今後経済的にどうなるかわからないという不安もある。
あなたのツラさ、不安、それは百も承知です。
それでも、僕たちは今回あえてこのタイミングで
継続寄付の会員を募ることにしました。
どうしてこのタイミングで?
僕たちは今回の新型コロナウイルスによって
「行きたくても行けない」苦しさを経験したからです。
外出の自粛、テレワークで外に出たくても出られない、
行きたいのに行けない苦しさは、
学校に行きたくても行けない、
学びたくても学べない子どもたちの苦しさとほぼ同じです。
僕たちの苦しさはもう少しで解放されるかもしれませんが、
子どもたちの苦しさはこれから先も続き、
いつ終わるのかわかりません。
学びたい!友達に会いたい!でも、どうしても体が動かない苦しさ
学校に行け(か)ない子どもたちは、サボってるわけでもないし、
学ぶ気がないわけでもない。
行きたいけど行けない、学びたいけど学べない、そんな葛藤に苦しんでいます。
ある男の子は制服を来て、カバンを背負って、
さあ行くぞと玄関で靴を履こうとしたら
体が動かなくなったと言いました。
友達にも会いたいし、将来のために勉強もしたい、
学校に行きたいという気持ちがあるのに、体がいうことをきかない。
思い通りにならない自分を責めて、苦しんだと言います。
全国16万人の子どもたちが苦しさを抱え続ける
学校に行きたくても行けない、学びたくても学べない苦しさを抱える子どもたちは、
全国に16万人、愛媛県には1200人います。
16万人は今治市の人口とほぼ同じ、
1200人は1学年200人の中学校2校分の人数です。
これだけの子どもたちが苦しさを抱え続け、
さらにこの人数は年々増加傾向にあります。
学校以外の学び場が必要
彼らの苦しさを解消するためには、学校以外の学び場が必要です。
さらに、家にいながらでも勉強できる、不登校の子ども向けの授業動画、
遠くにいながらフリースクールでの学びを体験できるオンライン通学など、
コロナ後に向けた改革も必要です。
そして学校以外の学び場が継続して存在するためには、
同じ苦しさを経験したあなたの支援が必要です。
あなたの支援でできること
月に一回、コンビニでのちょっとした贅沢をガマンして500円寄付すれば、
1人の不登校児童生徒がオンラインで進路相談ができます。
月に一回、いいランチをガマンして1000円寄付すれば、
2人の不登校児童生徒がオンラインで進路相談ができます。
月に一回、飲み会をガマンして3000円寄付すれば、
1つ授業動画を作ることができます。
月に一回、飲み放題付きの飲み会をガマンして5000円寄付すれば、
2つ授業動画を作ることができます。
あなたの支援で、全国16万人、愛媛県の1200人の
子どもたちに「学びの機会と場所」を提供することができます。
苦しさはみんなでシェアする、コロナ後の「やさしい社会」へ
喜びを共有すれば2倍に、苦しさを共有すれば半分になるといいます。
今回の新型コロナウイルスは、みんなで苦しさを共有し、
助け合って乗り越えようとしています。
学校に行けない子どもたちと同じ苦しさを経験した人が、
コロナの後も苦しさを共有して助け合う、
「やさしい社会」が実現することを願い、マンスリー会員を募集します。
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