月イチ現代美術館
2020/5/29 18:41
こんにちは、スタッフの景山です。
今日は月と風との事業で、場づくりのひとつでもある『月イチ現代美術館』について…
カタチや過ごす場所が違ったとしても、誰にもある暮らしや日常。
「月イチ現代美術館」はその人の日常そのものを切り取ることをアート作品と捉えて、カタチや方法などに囚われずに、その人の表現したいものを持ち寄り、発表する参加型のイベントです。これまでにはしょうがいのある方や、地域のこども、主婦、学校の先生など、さまざまな方に参加していただきました。
このイベントですが簡単なルールがあります。
それは「否定しない」「批評しない」「おもしろがる」
この一見、簡単そうに見えるルールって意外と難しかったりしませんか?
人ははじめてのものや経験ないことに出会ったとき、不安や恐怖を感じることがありませんか?そして、それが強まると、特定の何かに対し否定や批判をし、自分という存在を保とうとすることがあると思うのです。
そういった感情があることも含め、すべての事柄を「おもしろがる」という行為に参加者全体が変換することで、その場の「居心地の良さ」や参加者本人の「自己肯定感」に結果として、つながるようイベントを開催しています。
そんな月と風とは人の存在そのものが「希望」と考えています。
「希望」という人の存在にはその数だけ、たくさんの暮らしや日常があります。
この『月イチ現代美術館』を通して、そのさまざまな日常にぜひ出会ってください。
そんな日常と日常、人と人の関係性を結ぶ場をこれからもつくっていきます。
← 活動報告一覧へ戻る