夜の公園へ水を汲みに行く子どもが目の前にいたら、誰もが手を差し伸べる。その子は、この街のすぐ近くにいる
2026/10/31 12:02

フードバンク湘南で副理事長を務めております、久松周史です。
環境に携わる会社で働いていた私がフードバンクに関わったのは、「捨てられるはずの食品を、必要な人に無料で届ける」仕組みが、とても理にかなっていると思ったからでした。
けれど、利用者さんと出会い、事実を知るうちに、私自身が変わっていきました。
「目の前にお腹を空かせた子どもがいたら、きっと誰もが手を差し伸べる」
その子たちは、この街のすぐ近くにいます。
私たちと一緒に、その一歩を踏み出していただけたら嬉しいです。
ストーリー
1. 自己紹介
認定NPO法人フードバンク湘南で副理事長を務めております、久松周史と申します。
静岡市出身で、大学進学をきっかけに神奈川に来ました。今は平塚に住んでいて、地元より神奈川で過ごした時間のほうが長くなりました。
48歳で、子どもが3人います。末っ子はまだ1歳なので、「70歳まで働くことが確定しました」とよく話しています(笑)
2. フードバンク湘南に関わるようになったきっかけ
私はもともと、環境に携わる会社の営業をしていました。
2017年に独立したころ、平塚市の環境部の方と食品リサイクルについて議論する中で、「平塚でフードバンクを始めた主婦の方がいる。手伝ってみない?」と声をかけられました。
それが、理事長の大関さんとの出会いです。
正直に言うと、最初は福祉への思いからではありませんでした。
企業が食品を燃えるごみとして出すと、1キロ20円台で処分できます。
ところが食品リサイクルに回すと40円ほどかかるため、なかなかリサイクルは進みません。
まだ食べられる食品をフードバンクに寄付すれば、企業は処分の費用を減らせて、受け取る人は無償で食品を手にできる。どちらにもプラスになる、優れた仕組みだと思ったんです。

当時集まっていたのは、貧困や食の問題に強い思いを持つ優しい方たちでした。思いが強いからこそ、議論になることもよくありました。
「仕組み」に惹かれていた私は、いつも一歩引いた中立の立場で、大関さんや皆さんの相談に乗っていました。営業経験を生かして、企業との話し合いや取材の場にも同行するようになりました。そうした中、法人化のタイミングで副理事長を任されることになりました。
3. 「仕組み」から「人」へ。私が関わり続ける理由
活動を続けるうちに、利用者さんと直接お話ししたり、お手紙をいただいたりするようになりました。
私の子どもと、利用者さんのお子さんは、同じ時代を生きています。それなのに、置かれている状況はまったく違います。
それでも、その子たちは本当に無邪気で、大変なお母さんをどうやって助けようかと一生懸命考えている。

その姿を見て、もう一歩引いてはいられなくなりました。今は福祉の思い一つで、この活動に携わっています。
私が特に心を寄せているのは、親御さんです。
私も親なので、仕事を頑張っても子どもに不自由をさせてしまっていると感じる気持ちが、痛いほど伝わってきます。
私がその方と違う状況にいるのは、たまたま運がよかっただけです。
「今はたまたまあなたがそちらにいるけれど、私がそちらに行くこともある。そのときはよろしくお願いしますね」
大関さんがよく言う「お互いさま」は、そういう感覚なのだと思います。
4. 仲間を募集しています!
もし目の前に、水道が止まってしまい、夜の公園に水を汲みに行く子どもがいたら。お腹を空かせている子どもがいたら。
きっと、ほとんどの人が手を差し伸べると思います。コンビニの募金箱でも、もし手元のお釣りの十数円で目の前の子を助けられるとわかっていたら、私は迷わず入れます。
ただ、私たちのような団体というフィルターを通すと、困っている子どもの姿は見えにくくなります。だから一歩が踏み出せない。私自身もそうでした。
でも本当は、フィルターなんてありません。困っている子どもたちは、同じこの街のすぐ近くにいます。
統計の上では貧困率は少し下がっているように見えますが、物価の高騰に収入が追いつかず、苦しい暮らしは何も変わっていません。
福祉に特に興味があったわけではない普通の人間だった私が、事実を知って8年近く活動を続けています。そのことが、皆さんの一歩のきっかけになればと思っています。
支援の形は、お金でなくてもかまいません。買ってみたけれど口に合わなかった食品を、捨てる前に寄付していただくだけでも助かります。

そして、もし少しでも余力があれば、毎月の応援で私たちの仲間になっていただけると嬉しいです。
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「助けを必要としている子どもがいるのに、体制の限界で届けることができない」
この現状を変えるため、私たちフードバンク湘南はマンスリーファンディングに挑戦しています。
マンスリーファンディングとは毎月継続して寄付をしてくれる支援者(マンスリーサポーター)」を短期間で集めるために行うクラウドファンディングです。
助成金に依存しない安定した運営基盤を築き、「常に食料があり、いつでも届く」という当たり前の安心を、この地域に守り抜きます。
ひとり親世帯等、子どもへの支援、そして自立に挑む若者たち。
彼らの明日を支える、未来の仲間になってください。
引き続き皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
▽詳細、支援はこちら
https://syncable.biz/campaign/10207











