空腹の記憶は、大人になっても消えない。だから私は、子どもたちのご飯を応援したい
2026/10/23 19:15

はじめまして。株式会社eーハウスの代表取締役を務めております、伊藤大介です。
私は幼いころの記憶として、いつもお腹が空いていたことを、今でもはっきり覚えています。
「お腹が空くことが、今でも怖いんです」
貧しさが理由でご飯を食べられない苦しさを、私は身をもって知っています。だからこそ、同じ思いをしている子どもたちのために、フードバンク湘南を応援し続けています。
ストーリー
1. 自己紹介
株式会社eーハウスの代表取締役を務めております、伊藤大介と申します。
生まれは鎌倉市ですが、小学5年生のときに平塚に引っ越してきて、それからずっと平塚で暮らしています。
フードバンク湘南と関わり始めたころは、平塚の株式会社ハウスポートで代表取締役をしていました。今はハウスポートグループの会長も務めています。
2. フードバンク湘南とつながったきっかけ
最初のきっかけは、地域の情報誌「タウンニュース」でした。
当時はまだ「フードバンク平塚」という名前で、大関さんの経歴や活動を紹介する記事が載っていたんです。
素晴らしいことをされている方がいるんだなと思い、自分にも何かできないかと、取り急ぎお米を持って伺いました。
訪ねてみると、そこは大関さんのご自宅でした。屋根裏を倉庫にして、活動されていたんです。
たくさんの量は置けない中で、ご苦労されながら素晴らしいことをされているんだなと感じました。それが、大関さんとの最初の出会いです。
その数か月後、平塚の市議さんから「フードバンクをしている方が、自宅では手狭なので事務所を探している」と相談がありました。
お会いしてみると、大関さんでした。「実は以前、ご自宅にお米を持っていったんですよ」とお話ししたんです。
ちょうどハウスポートが持っていたアパートに空き部屋があったので、その一室を事務所として使っていただくことになりました。
3. フードバンク湘南への思い
私が3歳のとき、父ががんで亡くなりました。上には姉が2人いて、まだ小学生と中学生でした。それまで働いていなかった母は、幼い3人の子どもを、本当に苦労して育ててくれました。
家は貧しく、いつもお腹を空かせていました。
その記憶があるからか、私は今でもお腹が空くことに耐えられません。空腹を感じると、あのころの恐怖がよみがえるんです。
だから、貧しさが理由でご飯を食べられない子どもたちのことが、他人事とは思えません。
子どもは、自分の力ではどうすることもできない、一番弱い存在です。だからこそ、一番に支えられるべきだと思っています。
以前から養護施設への寄付などもしてきましたが、大関さんの記事を読んだとき、子どもへの強い思いにとても共感しました。
4. 最後に一言
大関さんのご自宅の屋根裏から始まった活動は、今では名前も「フードバンク湘南」に変わり、広い地域へと広がりました。
フードバンク湘南は、行政としっかり手を組み、企業に働きかけて食品の寄付を集め、それを運営に生かす仕組みをつくってきました。
私は、続けていける社会活動の理想的なモデルだと、常々感じています。
ただ、コロナ禍以降、集まる食品が減る一方で、支援を必要とする方は増えています。今の仕組みだけでは、立ち行かなくなってきているようです。
この理想的な形を続け、もっといい形へと育てていくために、そして今まさに支援を必要としている方々のために、今こそサポートが必要です。
私も、できることを続けていきたいと思っています。
フードバンク湘南の取り組みを、一人でも多くの方に知っていただき、できる方にはぜひ応援していただけたら嬉しいです。











