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【30名達成!ネクストゴールへ】松本の老舗銭湯から。約50頭の保護猫を「最後まで見届ける」30人の仲間を募集

支援先

任意団体 塩井乃猫

【30名達成!ネクストゴールへ】松本の老舗銭湯から。約50頭の保護猫を「最後まで見届ける」30人の仲間を募集の画像

YUMI IMAMURA

支援者数

52人

/ 50人

173%
166%
100%

支援総額

122,532円

支援者数

52人

残り

開始前

開始日

終了日

継続支援する

「終わりにしたくても、終われない。北アルプスの9頭の猫たち」

2026/9/7 18:53

「終わりにしたくても、終われない。北アルプスの9頭の猫たち」のメインビジュアル

こんにちは。

なんと、ネクストゴールも達成間近です。

なんとお礼を申し上げてよいのか……。

本当にありがとうございます。

これまでの里親さんや支援者の皆さまからも個別に温かいメッセージをいただき、久しぶりのご連絡となってしまったにもかかわらず、本当に感無量です。

これも猫たちが繋いでくれたご縁です。

そして、初めましての方からもたくさんのご支援をいただきました。私たちの活動を信頼してご支援くださったことに、心から感謝しています。これからも誠心誠意、頑張ります。

本当にありがとうございます。

今回の活動報告では、ヨーコさんと一緒に北アルプスで保護した猫たちのことをご紹介させてください。


8年前に終わったはずの現場からのSOS

ヨーコさんと出会った当初(2025年4月)、今お世話に通っている近くの山とは別に、ヨーコさんはもう1ヶ所、山の猫たちのお世話に通っていました。

その場所は、松本から往復3時間ほどかかる北アルプスにある山荘。

冬は膝まで雪が積もり、途中までしか車が入れないため、ヨーコさんは15kgのキャットフードをかついで、猫たちのご飯を届けていました。

山荘といっても、餌場が山荘の一室にあるというだけで、猫たちは外と中を自由に出入りしています。

現場に行っても猫に会うことはほとんどなく、ただ定期的に食料を届け、設置したヒーターの安全確認をして、お掃除をするために通っているということでした。

そこに住み着いている猫たちは9頭。

発端は8年前。

飼い主が不妊手術をせずに猫を増やしてしまい、保健所の要請で地元のボランティアさんと不妊手術をして、一度は解決した現場でした。

ところが、その後また飼い主が猫を増やしてしまい、2023年12月に再び保健所の要請で不妊手術をしてリターン。

一応、飼い主が猫たちのお世話はできていたので、「今後は増やさないでね」と終了したはずでした。

ところが今度は、その飼い主が病気で入院し、施設に入ることに。

そしてヨーコさんのもとに、飼い主から直接SOSが来たそうです。

もう保護活動は終わりにしようと思っていても、自分が一度関わった猫だから放っておけない。

かといって、すでにキャパはいっぱい。

そこで、猫たちを保護するのではなく、ヨーコさんが現地まで通ってお世話をすることになったそうです。

往復3時間もかけて通っていると聞き、「私も手伝おうか?」と声をかけましたが、

「行っても猫の姿も見えないし、ただ食料を運ぶだけだから大丈夫」

とヨーコさん。

当時、私はまだLOVE & Co.という会社のオフィスで猫の保護・譲渡をしていたのですが、こちらの保護猫たちが少しずつもらわれて、新たに猫を受け入れる余裕ができてきました。

一度に9頭を保護するのは厳しい。

でも、LOVE & Co.と塩井シェルターの2ヶ所に分ければ、なんとか保護できるかもしれない。

そこから、北アルプスでの捕獲作戦が始まりました。


ひたすら待機の捕獲

なんせ、往復3時間。

ヨーコさんは銭湯の営業もあるので、出発は早朝です。

私は朝が弱いのですが、猫の用事の時だけはなぜか起きられます。

運転もあまり得意ではないのですが、そんなことは言っていられず。山道の運転もこの時に鍛えられました。

北アルプスは景色がとても綺麗で、まるでバカンスに来たみたい。

もうしばらくは行きたくないですが(笑)。

現場に到着すると、確かに猫の気配はまったくありません。

周囲には高原が広がり、どこに猫がいるのかさっぱりわからない。

とりあえず数台の捕獲器を仕掛け、あとはひたすら待機です。

茶色の動物が走ってきた!

と思ったら、なんと子ギツネ。

きつね

日中は猫も寝ている時間なのか、しばらく不発の日々が続きました。

ある時は、近くで奇声がすると思ったら、猿が目の前の木に登っていました。

こんなに間近で猿に遭遇するなんて!

ですが、猫は一向に現れず。

設置した捕獲器を回収して松本に戻る、ということを何度も繰り返しました。

猫の捕獲は、張り込みが大変です。

何時間も車の中でひたすら待機。

PCを持ち込んで仕事をしたりもしていました。

時間帯をずらした方がいいのかもしれない。

猫は夜行性だし、日中は動きが少ない。

もう少し夕方の時間を狙う?

でも銭湯があるし……。

なんて思っていたら、都心から助っ人が。

銭湯の番台を代行してくれたり、車で駆けつけてくれたり。

猫の捕獲のために、わざわざ北アルプスまで手伝いに来てくれる。

猫の絆、すごくないですか(笑)。

長期戦にはなりましたが、少しずつ猫たちが捕まり始めました。

最初に捕まったのは、ハイジちゃん。(私の記憶が正しければ・・・)

heidi


あの時の胸の高まりは忘れられません。

元飼い主のご家族の方も捕獲を手伝ってくれるようになり、9頭中7頭は比較的順調に保護することができました。

捕まえた猫たちは、その足で病院へ。

初期医療を済ませて、シェルター入りです。


残った2頭

ところが、残りの2頭がなかなか捕まりません。

果たして生きているのかどうかも、わからない状況になってきました。

時折、飼い主が一時帰宅した際に猫たちの出入りを確認してもらっていたのですが、

「ご飯を食べた形跡はあるけど、姿を見ていない」

「見たような気がするけど、1頭しかいなかった」

そんな話ばかり。

野生動物も多い場所なので、もしかしたらご飯を食べているのは他の動物で、猫たちはとっくにいないのかもしれない。

それでも、可能性がゼロではない限り、食料を運び続けなくてはなりません。

そんな感じで長期戦を覚悟していたある日、

「1頭が餌場に食べに来ている」

と連絡がありました。

すぐに出口を塞いでもらい、ヨーコさんと現場へ急行。

こういう時に「すぐ出発!」と一緒に動ける仲間がいることが、本当に嬉しかったのを覚えています。

銭湯の番台は助っ人にお願いしました。

1頭だけでも生きていてくれて、本当によかった。

残りの1頭も心配だけど、とにかくこの子だけでも連れて帰ろう!

そう思って、猫を閉じ込めた部屋に入り、ネットでの捕獲作戦を開始すると、

なんと、

もう1頭いる!!!!!

白黒と茶色がいる!!!

嬉しすぎて泣きそうでした(笑)。

格闘すること数十分。

無事にふたりとも保護!

いえーい!

終わった!

もうここに来なくていい!

帰路はルンルンでした。

その最後に捕まったふたりが、こちらです。

ヨハン&ロッテンマイヤー

(左:ヨハン 右:ロッテンマイヤー)


そんなわけで、北アルプスにいた9頭は全員無事に保護することができました。

最初に保護した子たちも良いご縁に恵まれ、今現在は、このふたりと、その母猫クララの3頭がUKIKIのシェルターでご縁を待っています。

ロッテとヨハンは一度トライアルが決まりましたが、残念ながら戻ってきてしまいました。

絶賛家族募集中です!

気になる方はUKIKI & Co.までご連絡ください。


終わりにすることも、簡単ではない

そんなわけで、今回はヨーコさんと一緒に保護した、北アルプスの猫たちのことをご紹介しました。

「もうキャパオーバーだから、新しい猫の保護はしない」

そう決めていても、以前関わった人から連絡が来たり、「猫を保護している人」という噂を聞いた方から相談が来たり。

保護活動は、始めることだけでなく、終わりにすることもなかなか大変です。

一度関わったからといって、その後のお金も時間も労力も、すべて引き受け続けなければならないわけではありません。

助けられなかったからといって、誰かに責められる筋合いもないし、もちろん強制されることでもありません。

それでも、

「断ったら、この猫たちはどうなるんだろう」

と考えてしまう。

ヨーコさんは、こんなことを言っていました。

「助けられないと、ずっと後悔して、いつまでも心の棘になって残るのよ」。

もちろん、すべての猫を助けることはできません。

保護しない方がいい場合もあるし、自分が最後まで責任を持てるのかを考えることも必要です。

私も、もし一人だったら北アルプスの9頭を引き受けることは難しかったと思います。

ヨーコさんも同じです。

でも、負担を分けることができたから、9頭全員を保護することができました。


一人で背負わないために

塩井乃猫PROJECTは「終わりのためのプロジェクト」です。

これから新たな猫を次々と保護していくための活動ではありません。

今いる猫たちを最後まできちんと守ること。

そして、これまでヨーコさん一人に集中していた負担を、少しずつ分けていくこと。

それが結果として、猫たちを守ることにつながると思っています。

今回のキャンペーンでは、本当にたくさんの方からご支援をいただきました。

金銭的にありがたいのはもちろんですが、それと同じくらい、

「この活動に賛同してくれる仲間がいる」

ということを、とても心強く感じています。

予想していたよりずっと早いスピードでたくさんの方にご支援いただき、そのことをヨーコさんにお伝えすると、

「本当に嬉しい。でも今までも一人でどうにかなってたんだから、もう充分よ。皆様に心より感謝しています」とのことでした。

不景気の今、みんな大変だし、たくさんのご支援をいただき、これ以上、ご支援を呼びかけるのは確かに気が引けます。でも、仲間は多ければ多い方がいいのも事実。

9月30日のキャンペーン終了までお付き合いいただければと思います。

もし塩井乃猫PROJECTの活動に興味を持ってくださりそうな方がいらっしゃいましたら、この活動をご紹介いただくだけでも嬉しいです。

また、UKIKI & Co.では塩井乃猫の猫たちの家族募集もしています。

猫を家族に迎えることを考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらもご紹介ください。

家族募集中の猫たちはこちら

引き続き、塩井乃猫PROJECTをどうぞよろしくお願いいたします!


インスタグラムでも家族募集中の猫たちの様子やPROJECT活動を発信しています

家族募集中の猫たち @ukiki_bycatpeople

塩井シェルターの猫たち @shioinoneko.volunteer (アカウントが新しくなりました)

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〒3900874

長野県松本市大手3-6-3塩井乃湯

0263321507

https://www.ukiki.net/cat-project

代表:田中洋子

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