じゅんなま研の子ども向けプログラム 小学校向けコンポスト講
2026/8/19 12:37

私たちが子どもたちへお届けするプログラムの一つ、小学校でのコンポスト講座の話です。
小学4年生になると、子どもたちは社会科で「家庭から出るごみのゆくえ」を学びます。多くの自治体では、ごみ問題をまとめた副読本が配られ、ごみを減らすことの大切さを学びます。
しかし、本当に大切なのは「知ること」だけではありません。学んだことを、自分の行動に移せることです。
私たちは、その第一歩として、学校でコンポストを体験する授業を行っています。家庭(または給食)で出た野菜くずなどの生ごみが、微生物の力で少しずつ分解され、やがて栄養豊かな堆肥へと生まれ変わる。その変化を子どもたちは毎日観察します。
堆肥の温度が上がり、毎日生ごみを継ぎ足していくのに嵩が増えずに生ごみが消えていく様子に興味深々な子どもたち。目には見えない微生物の働きを実感し、自然の循環の仕組みに興味を持ちます。教科書だけでは伝えられない「本物の学び」が、そこにはあります。
一方で、学校でコンポストに取り組むことは簡単ではありません。先生方の多くはコンポストの経験がなく、「本当にできるだろうか」と不安を抱えています。そこで私たちは、学校ごとの状況に合わせたプログラムづくりから、スケジュール作成、必要なコンポストの数や設置場所の提案、授業の実施、日々の管理方法、振り返りまで、一貫してサポートしています。
このノウハウは、2000年からスタートして毎年約10校の小学校で授業を重ねる中で培ってきたものです。子どもたちが楽しみながら学び、先生方も安心して続けられるよう、少しずつ改善を重ねてきました。
私たちは、この学びをもっと多くの子どもたちへ届けたいと考えています。

